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皐月賞とアウェイ仙台戦 [日記]

皐月賞は、見た目以上に馬場と枠順が影響しまくったレースだったと思う。5番枠までの5頭はみんなスタートで前に進めなくて後方。勝負どころから直線もインは下が柔らかいから、外を回るしかない。ロスだらけの競馬しかできなくなっちゃってた。

結果を見ても、結局上位の馬はみんな重馬場が上手、あるいは味方にできるというか、そういう馬ばっかり。思い切ってそっちに全振りした予想ができなかったのは、先行馬が多くて、展開もちゃんと考えなきゃ、という方にも頭が行ってたからだと思う。周囲の人たちの話を聞いても、けっこうそういう展開面から入ってたという人が多かったようだし。

まあ、個人的に皐月賞は、昔からあんまり得意なレースじゃなかったりもするけど。逆にダービーはわりと得意。今から前哨戦を一つずつ見ていくのが楽しみ。

フロンターレの仙台戦は、家で観戦。相当寒かったようで、あれ行ってたら絶対風邪がぶりかえしてたな。

しかし現在のフロンターレの攻撃は、あれ重傷だと思う。いろんな角度からそのことは語りたくなっちゃうけど、一つ言うと、全体的にふわっとした「ポゼッションして崩して点取ろうぜ」という目標だけがあって、全員がなんとなくそのための歯車になろうとして、結果、歯車しかいないチームになってる感じとでもいうか。

いちばん肝心な「人」の役割の違いが、お互い明確になっていない。つまり「ユニット」が作れておらず、「誰が出ても同じ」を目標として、悪い意味でベタっとその通りになっているだけというか。これって例えばキャンプの、練習試合を中心として実戦練習に入る前の段階でしかないんじゃないの、という気がする。

たぶんそのへんがわかっているのは阿部ちゃんだけで、だから仙台戦のゲームの感想が一人だけちょっと毛色が違うんだろうし、実際ゲームでも、後半、一人だけ裏を取ろうと動き出していたけど、嘉人を入れて「ロングボールはやめて細かくつないで崩そうぜ」と意思統一しちゃった中盤からは、ちっともボールが出てこない。

車屋もクロス勝負にいかないし、誰より家長が、カウンターの推進力にならずタメを作るばかりになってる。学ですら、タテには行かず中に切れ込んで、結局嘉人とかとショートパス交換するだけでシュートまで行けずに終わってた。繰り返すけど、あれは悪い意味の「誰が出ても同じ」で、どの組み合わせだと誰がチャンスメイクして誰が得点する形が生まれる、みたいな「ユニット」の創造と錬成をキャンプから怠ってきた感じがすごくする。ヤバい状態だと思う。

こういう状態を脱するには、とにかく実戦の中で選手を意図を持って入れ替え続け、その中で得られた感触を手がかりにしていくしかない。見つかるまで、まだ先はちょっと長そうだけど。

しかし嘉人は、仙台のJ1初出場の若いCB相手なら翻弄して一発でゴールを決めてくれてもよさそうなのに、ぜんぜん怖さを感じないプレーしかできていなかった。衰えたよなあ、と思わずにはいられなかった……。

他の選手の状態も、みんなあんまりよくないね。エウソンはコンディションが今ひとつに見えるし、奈良はやっぱり脚の遅さと手癖の悪さが出てる。谷口はかなり疲れてるし、ノボリはプレー選択は気が利いてるけど相変わらずゴール間際の局面では少し力不足になる。

そんな中、守田が元気よくプレーできているのは先日の武岡の復帰と並んで、数少ない朗報だと思う。いちばん評価したいのは、対人守備の間合いの近さ。まさにハリルホジッチが大好きそう(笑)。あれは相手にとってはイヤだと思う。

逆にコンビネーションで崩しにかけられると、それが悪い意味の「食いつき癖」みたいになりがちだったけど、ここ2試合くらいはそういうシーンも見られない。なにか自分で状況別に変えてるんだろうし、それができる頭の良さは素晴らしいと思う。

攻撃センスは、残念ながら今のところ感じない。クロスも含めたラストパスを出せそうな気配はないと思う。それでも、こういうのってまさにユニット、組み合わせだから。もしかしたら守田がズバズバとミドルを決めるような形が見つかるかもしれないし。とにかく、いろいろ意図を持って試してもらいたいもんだ、と思う。

18日の水曜は、敗退が決まってるACLの最終戦。おそらく今年初めてプレーを見る選手がたくさんいるメンバーになるはず。純粋に見に行くのが楽しみだし、そこからリーグ戦のメンバーに入れたくなるプレーをする選手がたくさん出てきてほしいと、これはほんとに、心から思う。頑張ってね、みんな。

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セレッソ戦のがっかりと希望 [川崎フロンターレ]

セレッソ戦1.JPG

セレッソ戦、楽しみにしてたんだけどなあ。

いや、前半はある程度、期待通りだったともいえた。知念はすごく良かったしゴールも決めた。大島のボール捌きは格が違うレベルだったし、嘉人も、とりあえずボールにたくさん触って「サッカー」をしてた。

でも、時間とともに良くないところも目につくようになってきたし、何より、セットプレーで短い時間に連続失点というのは、なんというか、萎える。

嘉人は、押し込む展開だと楽しそうではあるけど、でもやっぱり、チームが速い攻撃ができなくなる要因にもなっていたと思う。終盤のスペースができる時間帯を除いて、カウンターでシュートまで行くなんてシーン、もう長らく見ていない気がするもん。

そしてやっぱり、守備が不安だ。今の嘉人はトップ下がいい、とずっと思ってきたけど、その今の嘉人は、トップ下に置くには前線からの守備も、それから戻っての守備もセカンドボールの奪取も、すべてちょっと足りない。しかも、時間とともにどんどんその悪い面が目立っていく。

正直、最後の交代枠で家長が準備していたとき、疲れてはいるけどでも知念は残して、嘉人と交代だろうと思っていたら違って、軽くびっくりした。案の定、最後の20分は、嘉人はゲームから消えていた。オープンになった速い展開に、守備も攻撃もまったくついていけず真ん中あたりを漂ってるだけで、けっこう見ていて悲しくなっちゃった。

これで現状、嘉人の居場所はスーパーサブとして以外なくなっちゃったような気がする。

でも、例えば去年の家長も、怪我で出遅れて、天皇杯の群馬戦から、へんな言い方だけど「のし上がって」きた。個人的なプレーというより、チームにとって欠かせない存在であることを示す内容のプレーを続けることで、信頼を得ていったわけだから。

セレッソ戦2.JPG

セレッソは、ボールは握れていないし、何より大島を比較的自由にさせてしまってはいたけど、でもそれは最初からそうするつもりだったみたいで、やっぱり今回も非常に意図のはっきりした守備でフロンターレを封じた。特にこっちの左サイドは、なにもさせてもらえなかったに等しい気がする。サイドにボールが入った瞬間、複数人数で囲んでボールを奪いにかかる守備は、とてもうまく組織だてられていたと思う。

大島は、あの能力を考えれば驚くほどアシスト数は少ない。昨日ふと思ったけど、たぶんそれは、練習から大島のパスで得点を取るイメージを掴めている選手が、案外いないからなんだろうなと思う。大島が持ったら憲剛のときと同じように右サイドから斜めに走り込む悠が数少ない例外なくらいで。

それ以外の選手は、意外なほど大島が持ってもゴールに直結する動きはしない。「僚太はボールをキープしてチームのリズムを作ってくれる選手」という役割のイメージが、ちょっと強くなりすぎてるんじゃないか。そしてそれは、大島自身にも原因はあるんだと思う。

もっと練習から、自分のパスで前線の選手を走らせ、ゴールを獲らせるタイプのパサーであることを主張しないと。パスが合わなかったら、ちゃんと合わせろよ、反応しろよ、と要求できるようになる。そういう変化が必要になってきてるんじゃないだろうか。

セレッソ戦3.JPG

それでも、武岡がアグレッシブにプレーしているところや、守田がボランチで夢中に頑張っているところ、何より学が等々力でプレーするところを見られたのは、なんというか、希望があるよな、と思えた。

チームのムードを前向きなまま保って戦うという意味でも、鬼木監督の正念場がやってきたな、と思う。ブレない部分と、変化を恐れず攻める部分を、どう使い分けていくか。ここからが見ものだ。こっちとしても全力で応援していかなきゃ。

と、ちょっと全力で応援したらノドが痛くなってそこから夫婦揃ってめんどくさい風邪ひいちゃったオレに「正念場だぞ」なんて言われたくないだろうけど。ゴホゴホ。

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桜花賞とマリノス戦とハリルホジッチ解任 [川崎フロンターレ]

4/8(日)は阪神競馬場で桜花賞。。。

マリノス戦1.JPG

ではなく、日産スタジアムのマリノス戦に行ってました。

桜花賞は馬券は買ってあって、発走はキックオフの20分くらい前。試合前の練習やスタメン選手紹介なんかがあらかた終わった「待ち」の時間にワンセグで観てた。アーモンドアイ、ありゃ規格外の強さだね。

スタートは相変わらず悪いし、ギアが2個しかなくて、じわっと上がっていけない感じはいかにも短距離血統なんだけど、それを補って余りある推進力というか速力。相当なレベルだと思う。

でも、そういう馬がオークスでも勝てるかどうかはまた別問題だったりするわけで、それを考える楽しみができたという感じもある。というか、ぶっちゃけ2歳から3歳の牝馬路線は、桜花賞までは状況が読みやすすぎて、いささか面白みがなかったりするし。

マリノス戦2.JPG

という感じで迎えたマリノス戦。前半、ここで仕留めないと後がつらくなるぞと思っていた通りの、いささか読みやすすぎる展開で。。。って、どこかで書いたかもしれないけど気にせず先へ行くと、読みやすすぎる展開で、なんかつまらなかった。

ということはぜんぜんなくて、いやあ、面白いゲームだった。お互いが自分のやりたいサッカーがあって、自分のストロングポイントを活かそうと懸命になる戦いは、「サッカーを見てる」感じがすごくあった。

マリノスは山中がすごく良かった。あんまりクレバーじゃないイメージを持っていたけど、戦術理解度が高そうで、いい選手だなあと感心しちゃった。エウソンが最後の最後、微妙にスタミナ切れっぽくなってあんなに攻め込みながら勝ち越しできなかったのは、山中の対応でだいぶ体力を使わされていたからというのはあると思う。

それにしてもマナブ。本当に出場する展開になるとは。楽しそうに、夢中でプレーする姿を見て、ほんとによかったなあと思えた。

というか、例えばこないだのサブメンバー中心で臨んだACL上海上港戦もそうだけど、結果的にそのゲームに勝てはしなくても、選手が真剣に、集中して楽しそうにプレーしている姿はそれだけで見る価値があるという、スポーツには当たり前の感想を強く抱ける、そういうゲームだったと思う。相手のマリノスの選手たちも含めてね。

マリノス戦3.JPG

あれだけ内容を支配しながら勝てなかった理由は決定力不足というしかないけど、知念の決定力不足は、まだ先のある選手だから我慢してというか、決定力が付くように応援していくしかない。

でも、例えば嘉人は、あれを決められないのは、やっぱりほんのわずかの衰えがあるんだろうなと思わずにはいられなかった。

知念に代わって嘉人が入ってから、マナブが入るまでの10分間ほどは、嘉人がCFの形だったんだけど、その時間帯、フロンターレの攻撃は、やっぱりすごくチマチマしてた。マナブが入ってからは、両チームとも疲れもあってオープンな展開になっていったわけだけど、そこまでは風間サッカーでよくあった、押し込んでからの渋滞が発生していた。嘉人はやっぱりスピードのあるドリブラーといっしょにピッチに入れたいと、またしても思った次第だ。

そんなメンバーの組み合わせも含めて、まだ現状の最適解が見つけられていない感じのフロンターレ。ここからの連戦はキツいけど、条件は相手もいっしょなわけで、むしろ選手層を試されるのは望むところ。というか、選手を入れ替えつつ戦うことが、現状のチームの「解答」を導くヒントになっていけばいいんじゃないかな、とポジティブに捉えていたりして。

入れ替えといえば、日本代表のハリルホジッチ監督の解任が、ついさっき会見で語られた。

まあしょうがないよね。積み上げたものがあったならまだしも、井手口とか浅野とか酒井高徳とか、最後の最後に自分の色として打ち出してきたものを「ポイ」しちゃった感もあって、これはもう見てられない感じになってたから。

西野監督は、Jリーグを見ていた限りでは、ストロングポイントを設定して意識的にそこを活かすサッカーをしていく印象。あとは、攻撃におけるゲームメーカーを決めて、そこに託していく印象もある。

本田や香川をトップ下にして、彼らと心中するようなサッカーをするか。なんか好きそうな浅野を再び呼んで武器にしていくか。まさか大島にボールを集めてパスを出させるサッカーをしたりするのか。まさかまだ槙野を4バックのCBで使うのか。興味は尽きない。

っていうか、その答えがわかるのはずいぶん先だったりする。あと1ヵ月以上は具体的なことは判明しないわけで。うーん、待ちきれない。

でも、なんかハリルホジッチの代表最終発表よりは楽しみに待てるような気持ちになるから、よかったのかもね、これで(無責任)。

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広島戦の誤審と嘉人先発時の成績 [川崎フロンターレ]

広島戦1.JPG
じつは花見らしい花見ってほとんどやったことないかもしれないというくらいなんだけど、こうやって、たまたま出かけた先で満開の桜を見るのは、なかなかいいもんだなといつも思ってる。

この日は等々力だったけど、次の日には阪神競馬場で同じように花を見て楽しい気持ちになれたし、この両方での偶然の通りがかり的な花見は、だいたい毎年、体験してる。

広島戦2.JPG

でも、そんな気持ちも、ゲームが終わったらふっとんじゃった。

僕は個人的には普段から審判のジャッジに関しては寛容で、というのは、ピッチ状態なんかと同じで、そういうのは基本的には両チームで条件はいっしょだと思っているからだ。

その日のジャッジがどっちかに偏ったりするのも、それは始まってみないとわからないものだったりするし、年間を通して見れば結局、平均化されると信じているから、そういうふうに考えられるわけだ。

考えられるわけだけど、この広島戦のジャッジに関しては、すごく怒っている。本当に、珍しく。

誤審は、しょうがない。人間がやることだし。でも、この日の主審の東城穣は、なにかもう誤審以前の、双方が真剣であることを前提として成り立っているスポーツの試合というものを台無しにしてしまうような態度に満ち満ちていた。そんな気がする。

これって、たんなる誤審の問題ではなく、経験の浅いレフェリーを取り囲んでアピールという名の圧力をかけ、協議させる行為に注意や警告を与えなかったのは、リーグの「不祥事」に近い問題じゃないのか。

審判団には一定期間の仕事の停止と再教育が、レフェリーアセッサーの手で行われないと、存在意義自体がないんじゃないか。

あるいは、そこで「ウソ」をついていたり、意図的に隠し事をしていたことが確認された広島の選手には、例えば欧州でPKを得るためのシミュレーションに後からでも処罰が下されることになったのと同じで、相応の厳罰が与えられるべきなんじゃないのか、と思うんだけど、どうなんだろ。

考えたくはないけど、プレスバックという名の明らかに後方からのファールや、競り合い時に手を使って相手を押し倒すようなプレー、ボールを離した後の選手の動きを封じるようなファールを、「上手なプロフェッショナルファールですね」みたいな態度で淡々とリスタートさせていたレフェリングは、何か根本的なところを勘違いしているか、そうでなければ何らかのバイアスがかかったものにしか見えなかった。主審のクセとか、そういうレベルの話じゃないと思った。

あんなレフェリングが、フロンターレに限らずまた今週末からどこかで行われると考えると、なんか暗い気持ちになってくる。

見たあとで、そんな気持ちにさせるゲームをやって、Jリーグはそれでいいの? と問いかけたい。

ついでに吐き出すと、今のJリーグの村井満チェアマン、好きな人がいたら申し訳ないけど、僕はなんか信用できない。人柄はいいんだろうし、サッカー好きなのも信じられるし、へんな権力争いをしそうな人にも見えないから、問題なんてなさそうなんだけど、決定的に一つ、信用できないのは、あの人、そういう「人柄」がしゃべっているんじゃなく、常に「役職」や「肩書」がしゃべっているようにしか見えないのだ。

仕事熱心ゆえなんだろうけど、僕の印象は、本質的に中国の報道官や、北朝鮮のテレビアナウンサーと同じだな、というもの。その言葉がほんの少しでも胸を打ったことは、まだ一度もない。

広島戦3.JPG

この広島戦で、ジャッジは別として広島の守備が素晴らしく集中したものだったというのは、たしかに納得できる。荒いし、その荒さを審判に認めさせてしまうような方向に持っていく確信犯的な部分があったという意味で、けっこう矮小な、志の低い戦略を伴っているのが伝わってきて、ぜんぜん好きなタイプのものじゃないけど。

それでも、少なくとも優勝を目指すようなチームは、ああいう守備を打ち破っていかないと、と思う。

今回は大島がいなくて、ネットが広島のターゲットになっちゃったという意味で、必然的に森谷のプレーの怖さがない部分がクローズアップされちゃった。

でも、それは選手交代なんかで修正できる部分だ。個人的にもっと問題だと思うのは、やっぱり嘉人が入ると、速いカウンターやダイナミックでダイレクトな前への展開がほとんどなくなっちゃうな、ということだ。広島がファールで止めていたとはいえ、あのカウンターのなさは異常だと思う。あれじゃ、そうそう点は入らない。

ちなみに今シーズン、嘉人は4試合先発しているけど、その4試合はすべて敗戦している。いわゆるAチームに入っての先発は今回だけだからかわいそうではあるけど、でも、ゼロックスを含めたここまでのチームの5敗のうち、4敗が嘉人が先発した試合なのだ。これって、異常な数字だと思う。

逆に、嘉人がサブで途中から出たゲームは4試合。成績は2勝1分1敗で、その1敗がゼロックスだ。

たぶん、嘉人は少なくとも昨年優勝したフロンターレには、「フィット」していない。するとしたら憲剛の代わりになったときだと僕は思っていて、アウェイのメルボルン戦は、僕は唯一、内容は悪くなかった、突き詰めるならこの方向だと思っていた。でも、今回はまたFWでの起用だった。

嘉人がFWでうまくいくには、レナトみたいなとんでもないスピードを持った、典型的な2列目ドリブラーが必須なんだと思う。それがないと、もうただひたすらチマチマする。ブロックを作って守る相手を崩せずに終わる。風間サッカーでたまに見た光景が繰り返されることになる。そのことはもう、2年前までにわかっていたことなのに、レナト離脱後の苦戦を、自らまた繰り返してる感じがしちゃう。

例えば、嘉人が出るときは必ず長谷川をピッチに入れておくとか、車屋やノボリが意識的にドリブラー役になるとか、ただ出すんじゃなく、何かうまくいく方向を探るような、そんな起用をしてほしいなと思うんだけど。

ここからの連戦では、ようやく嘉人を含めた、あるいは嘉人を除く新戦力を、どこまで本当の「戦力」にできているかが試される。楽しみだね。

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『優駿』4月号と日本代表 [日記]



少し告知が遅れたけど、『優駿』4月号が発売になってます。

今回、書かせてもらったのはフェブラリーSのレポートと、連載の「武豊語録」、そして桜花賞と皐月賞の特集。桜花賞と皐月賞は、レースまでまだ日があるので、読んだ方の参考に少しでもなれば。


で、さっそく話は変わっちゃうけど、サッカー日本代表のゲームを2つ見た。冴えないなあ、というところでは概ね世の中の意見と同じ。問題はどうして冴えないのかで、ハリルホジッチがダメだから、という単純な物言い以外になにか言えることはないかな、と考えてみた。

「代表のサッカーがつまらない」というのは、これは理屈からいっても当然のことで、チームとして集まって過ごす期間が著しく短い代表のサッカーが、深みのあるものになるわけがない。

それは他の国も同じで、この3月下旬、たいていの国は親善試合を2試合やっていて、いずれ告知するけどじつは個人的に仕事も絡んでいたりするのでそれらをできる限り見ていたんだけど、やっぱり基本的にそれらのサッカーはつまらない。欧州CLのゲームなんかとは、比べ物にならないくらいつまらない。

結局、どこも代表はシンプルな約束事を基本に、球際を含む個の強さを競うサッカーをせざるを得ない。で、その中で自分たちのストロングポイントがどこなのか、つまり勝てる「個」はどこなのかを把握していって、そこで勝負をする。そういうことがどこまで意識的に、スムーズにできるかを競っているという感じで、ゲーム自体は単調なものがほとんどだ。でも、それが代表のサッカーというものなのだ、本質的に。

翻って日本は、長らく「海外組」というのはごく一部で、比較的チームとしての練度を高めやすい環境にあった。例えば8年前、グループリーグを突破した南アフリカ大会での「海外組」は、ヴォルフスブルクの長谷部、モスクワの本田、グルノーブルの松井大輔、カターニャの森本、そのくらいだった。本田だってまだチームの中心ではなかったし、実質、長谷部+国内組のチームで、そこに良い意味の異分子として松井や本田が加わる、という感じだった。それは日本の強みだった。

でも、これだけ海外のクラブでプレーする選手が増えると、そうはいかない。問題は、増えたとはいってもまだ中途半端で、あちこちにバラバラいる日本代表の選手は、例えばブラジルやコロンビア、メキシコの選手が欧州のリーグにゴロゴロ、時には同じチームにいたりするような状況とは全然違う。普段は本当に、それぞれが全然違う文化の、違うサッカーを別々にやっている。

で、それが地理的にも遠い日本に帰ってきて、これも中途半端に数の多い国内組と集まってすぐに「チームになれ」というのは、やっぱり無理な話だ。

それでも一生懸命、その海外組を中心にチームを作ってきたところに、肝心のその海外組に怪我人が続出したというのだから、今回の日本代表がまったく中心を欠いたチームにしかならなかったのは、当然なんじゃないかと思う。

でもまあ、やりようはあったはずなのだ。

ハリルホジッチはいつも全体的で抽象的な「戦術」面ばかり強調したチーム作りをしているけど、でも実際にピッチの上で行われるのは、その「戦術」を現実に当てはめたときに生じる、いくつかの「ユニット」の連携でしかない。

CBは誰と誰の組み合わせだとブロックが強固になるのか。思惑通りにラインを高くできるのか。左サイドが誰と誰の時だと連動した崩しができるのか。前線はどういう布陣の時に、誰がどういうポストプレーをするとうまくいくのか。ボールが収まって起点になっているのは誰なのか。そのストロングポイントを意識的に使えているのは、どういう組み合わせの時なのか。そういうのは、実際にやりながら掴んでいくしかない。

そしてそれを行うのが練習試合や親善試合のはずなんだけど、ハリルホジッチはいつも大まかで抽象的な戦術しか示さず、選手のチョイスは「テストする」という言い方で、常に行き当たりばったりなのが問題なんだと思う。

試合が終わった後のハリルホジッチの評価も、どの選手は良かった、という個人に対するものと、チームはうまくやったとか、やらなかったとか、そういう全体的なものだけで、ユニットとしてどこに強みを見出していくのかを探している様子が、ちっとも伝わってこない。

中島翔哉は良かった、ではなく、なぜ良かったのかを考えていないとでもいうか。

例えばそれは、まずこのチームのサッカーには、ベースとなる縦に早い攻撃の他に、止まって起点を作るタイプが作る遅攻ではなく、アジリティーを活かしたドリブラーが起点となった細かいパスワークによる攻撃が必要で、でも森岡や柴崎のようなファンタジスタタイプをトップ下に置くと、それができない。できるのは、ピッチには原口しかいなくなる。

でも原口は守備も含めたサイドのタスクがたくさんあるので、どうしてもゴールから遠い場所で仕事をする時間が長くなる。宇佐美は、もはやドリブラーですらなくなってる。というわけで、トップ下に近い位置でバイタルをかき回すドリブラーの中島翔哉が、すごく貴重な存在になっているのだろう。

じゃあそれ、他には誰ができるのか。Jリーグには現在、このタイプの日本人は少なくて、柿谷や倉田にあらためて意識的にそれをやらせてみるか。そうでなければやっぱり乾を呼んで、サイドに開きっぱなしではなくシャドー的にプレーさせてみるか。

あるいは原口をサイドでは使わず、トップ下で使い、サイドには伊東純也みたいなタイプを置いてみるってのはどうか。伊東純也は右だから、空いた左の2列目は思い切って車屋とか。

とか、そこからいろんな推論が広がっていくのが普通だ。

問題は、今のこの僕の推論が正しいかどうかとかじゃなくて、ハリルホジッチがそういう推論をまったくせずに、ただ「中島を入れたら攻撃が良くなった。中島は当確!」というくらいのことしか考えてなさそうなところにあるんじゃないかと思う。

あとはとにかく、このチームはブロックを敷いて守る時のクオリティーが呆れるほど低いのが気になる。ここまでひどい守備組織は、クラブでも代表でもちょっと見たことがない。

ウクライナ戦の2失点の形は、昨年10月にハイチとやった時の失点と全く同じで、ボールに遅れてワーワー集まるだけでブロックがまったく組めていないため、横に素早くボールを動かされると、簡単にフリーでミドルが打てる状況を作られてしまっている。

あのときも、いったい自陣で相手がボールを持った時の守備はどういう約束事になっているんだろうと首を傾げたけど、どうやら何も手は打たれていない。ということは、「中島は当確!」的なハリルホジッチ的選手選考の参考という以外に、あの試合をやった意味はないということになる。いやはや。

ちなみに槙野は、対人は素晴らしく頑張れるけど、CBとしてブロックを組んでの守備に関しては素人同然というのは、Jリーグを見ていればすぐにわかるはずなんだけど、ハリルホジッチはそれをわかった上でこの組み合わせで、あの守備をさせてるんだろうか。

とか、いろんなことを考えてしまった3月の終わりだった。

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