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二日酔いと広島戦と天皇杯と家長 [日記]

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昔、いっしょにバンドをやってた旧い友達がサンフランシスコから一時帰国して、町田で飲んだ。なんだか年イチの恒例行事みたいになっちゃってるけど。

若い頃から、いくら飲んでも吐いたり眠くなったりすることはあっても、記憶をなくすことはないってのが自慢というか、つっぱることが男のたった一つの勲章だったんだけど、3軒目あたりからもう細かいことが思い出せない。どうやら終電に間に合ったようで、でも電車を降りて帰ってきた記憶も曖昧で、次に覚えてるのは風呂上がりでソファに座ってるところ。いつ風呂に入ったんだろ。奥さんに言わせると、会話はしてたけどちっとも噛み合ってなかったらしい。

ちなみに写真はその友達じゃなくて、バンドではギターの他ペダルスティールなんかも弾きこなしてたギタリストのぜんろう。今はなぜか岩登りやってて、八ヶ岳のどっかから、オレらが町田で飲むということで山を降りて待ち合わせのアイリッシュパブにそのまま直行してきた。荷物でけえよ。

今回は珍しい日本酒を死ぬほど飲むのが面白くてあんまりちゃんと話をしなかったけど、まあそれはそれで。積もる話はまた次に会った時に。という感じをだらだらと毎回重ねてるという感じではあるけど。

で、その次の日は広島戦。ナイトゲームじゃなかったら間違いなく二日酔いで行けないところだったが、なんとか参戦。ほっ。

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阿部ちゃんのゴールを守りきってウノゼロで勝ったわけだけど、サイドの裏に通されて危ないシーンもあったし、皆川のヘッドがバーに当たったやつも含め、クロスに競り負けてるシーンはいつも通りいくつかあった。これで追いつかれて引き分けてたらけっこうショックなわけで、そのへんは紙一重だと思う。

とはいえ、収穫もたくさんあった。中に入っていく攻撃ばっかりだった前半からうってかわって、後半頭からは悠が真ん中右寄り、阿部ちゃんが左へ。車屋が激変っていうくらい高い位置を取って一気に攻め立てた、あの修正力はたいしたもんだと思う。

っていうか、悠の左は本人の「それはそれでやれてる感」に反して、見る側からするとまだ機能したと感じたことがない。このへんは、中央にいる時のポストプレーに関する感じと似てる。実はそれほど器用じゃないこと。なのに真面目なので「役割」や「タスク」をこなすことをがんばっちゃうこと。でも自分の良さを活かすことの大事さもわかってはいるというところ。そういうのがごちゃまぜになって、フィットするのに時間がかかるタイプなのは間違いないと思う。

話を戻すと、後半頭からの攻勢、その時間帯に1点取れたということ、これが大きな収穫なんだと思う。ここで取らないでいつ取るんだよ、というところで集中力を発揮することは、その逆に取れそうもない時でもセットプレー一発でビシっと点を取っちゃうのもやっぱり集中力という点では同じで、一人の人間が集中することとチームとして集団が集中することはまた別だと思うわけで、そういう力がついてきた証かな、と思ったわけだ。

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で、昨日は天皇杯2回戦、栃木ウーヴァ戦だった。写真は、風が強くて、カブちゃんがその強風を広い面いっぱいに受けて進めなくなってるので、ふろん太が押してるところ。

アマチュアを相手に11人全員ターンオーバーで2-0の完封をどう評するのかはまあ人によるんだろうけど、個人的に印象に残ったのは、やっぱりフロンターレのサッカーはボランチが命、ボランチ次第なんだなということだった。

前半の森谷&狩野のダブルボランチは、残念ながら攻守とも、チームの中心に据えられるものじゃなかった。攻撃では推進力と展開力に欠け、小さな局面しか打開できない。守備では、特にセカンドボールへの反応や攻→守の切り替え時に、いるべきポジションでフィルターになれない。どのポジションよりも、というかどのチームのボランチよりも「正確な運動量」みたいなものが求められるフロンターレのボランチとしては、残念なクオリティだったと思う。

じつは前半が終わって、これ下手したら狩野はここで交代かなと話していたら案の定、車屋がハーフタイム早々に呼ばれて、じゃあ4バックにするんだなということはすぐにわかった。で、後半が始まってすぐ、たぶん森谷にはタテへの意識と早い展開を求めていることが強く言われたんだろうな、ということがわかるようなプレーぶりになっていて、やっぱり鬼木監督の修正力とネジの巻き方ってなかなかじゃん、と思ったのだった。

大塚のボランチ起用は、すごくうまくいったと思う。ポジション取りの修正を怠らず、受け方が上手くて、前を向く力もある。普段のポジションではあまり求められないのでどうなのかわからなかった視野の広さと長いキックの精度も、ちゃんとあった。

もちろん危ないのは守備面。球際の競り合いに弱すぎて、低い位置で競り負けると一気に入れ替わられて大ピンチになっちゃう。さすがにJ1相手では採用しづらいだろうけど、でも、ダブルボランチの相棒が今回は森谷で、ここが守備範囲の強いネットや板倉で、1アンカー気味の意識で守ってもらえば、アリかもしれない。そんなふうにも思わせた。

家長が、上手さや強さのある、特長のはっきりした選手なのに、なぜかどこへ行ってもなかなかフィットしないのはどうしてなんだろうというのは、冗談抜きで日本中のJリーグファンへの「問題」なんじゃないだろうか。

たぶん家長は、練習を見ていてもそうだけど、周囲への要求をまったくしないタイプなんだと思う。それは口でコミュニケーションを取らないタイプとかいう表面的な意味じゃなく、1つ1つのプレーに、家長自身や周囲の選手を活かしてゴールに迫るような、強力なヴィジョンの存在を感じさせないということだ。もしかしたら持っているのかもしれないけど、それを感じさせてくれない。感じてもらう努力も特にしない。というかしようという発想がない。そこに問題があるんじゃないだろうか。

こういうのってたぶん、小さい頃からすごく上手くて特長がある選手なので、これまでずっと、周囲が勝手に自分を「使おう」としてくれてたからそうなった、という面が大きそうな気がする。本当は、そんなに優れた選手なんだから「使う」側になるべきだし、大抵の秀でた選手はみんなそうなるのに、性格的なものがそっちの方向で成長することを押しとどめてきた。そういうことなんじゃないだろうか。そういう「お山の大将」とは正反対の、「公平なコミュニケーション」の正しさみたいなものにこだわる性格は、後援会の会報誌「Delfino」に載ってた家長の特集記事を読んでも伝わってきたし。

まあ、だからどうすべきだ、というのは、僕にはわかんないんだけど。少なくとも、昨日のゲームでは田坂じゃなく家長がキャプテンマークを巻いて長谷川やハイネル、三好を操り、森谷と狩野にもどんどん要求してビルドアップを修正していく、ということを、本当なら期待したいところではあるんだけど。でもきっとそれは違うんだろうな。

ちなみに大宮に済州のマルセロが移籍するらしいけど、これはマジで良い補強なんじゃないか。「家長」ロスで機能しなくなっていたチームに必要なピースな気がする。怖いね。

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まさ

家長は、フロンターレに合わずに終わってしまうのでしょうか
by まさ (2017-06-22 18:44) 

軍土門隼夫

こんにちは。

役割の収まりどころが、たとえカップ戦要員的なところだとしても、今年はここからまだまだ過密日程が続きますし、その中で絶対的な働きができれば、十分に良い印象になると思います。ぜひそうなってほしいですよね。

リーグ戦でも、現在スタメンの選手がずっと怪我なくいけるとは限らないわけで、「家長、頼む!」って日はきっと来るはず。期待して応援したいところです。
by 軍土門隼夫 (2017-06-23 02:04) 

まさ

おはようございます
回答ありがとうございます
by まさ (2017-06-23 08:08) 

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