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2017年05月| 2017年06月 |- ブログトップ

二日酔いと広島戦と天皇杯と家長 [日記]

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昔、いっしょにバンドをやってた旧い友達がサンフランシスコから一時帰国して、町田で飲んだ。なんだか年イチの恒例行事みたいになっちゃってるけど。

若い頃から、いくら飲んでも吐いたり眠くなったりすることはあっても、記憶をなくすことはないってのが自慢というか、つっぱることが男のたった一つの勲章だったんだけど、3軒目あたりからもう細かいことが思い出せない。どうやら終電に間に合ったようで、でも電車を降りて帰ってきた記憶も曖昧で、次に覚えてるのは風呂上がりでソファに座ってるところ。いつ風呂に入ったんだろ。奥さんに言わせると、会話はしてたけどちっとも噛み合ってなかったらしい。

ちなみに写真はその友達じゃなくて、バンドではギターの他ペダルスティールなんかも弾きこなしてたギタリストのぜんろう。今はなぜか岩登りやってて、八ヶ岳のどっかから、オレらが町田で飲むということで山を降りて待ち合わせのアイリッシュパブにそのまま直行してきた。荷物でけえよ。

今回は珍しい日本酒を死ぬほど飲むのが面白くてあんまりちゃんと話をしなかったけど、まあそれはそれで。積もる話はまた次に会った時に。という感じをだらだらと毎回重ねてるという感じではあるけど。

で、その次の日は広島戦。ナイトゲームじゃなかったら間違いなく二日酔いで行けないところだったが、なんとか参戦。ほっ。

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阿部ちゃんのゴールを守りきってウノゼロで勝ったわけだけど、サイドの裏に通されて危ないシーンもあったし、皆川のヘッドがバーに当たったやつも含め、クロスに競り負けてるシーンはいつも通りいくつかあった。これで追いつかれて引き分けてたらけっこうショックなわけで、そのへんは紙一重だと思う。

とはいえ、収穫もたくさんあった。中に入っていく攻撃ばっかりだった前半からうってかわって、後半頭からは悠が真ん中右寄り、阿部ちゃんが左へ。車屋が激変っていうくらい高い位置を取って一気に攻め立てた、あの修正力はたいしたもんだと思う。

っていうか、悠の左は本人の「それはそれでやれてる感」に反して、見る側からするとまだ機能したと感じたことがない。このへんは、中央にいる時のポストプレーに関する感じと似てる。実はそれほど器用じゃないこと。なのに真面目なので「役割」や「タスク」をこなすことをがんばっちゃうこと。でも自分の良さを活かすことの大事さもわかってはいるというところ。そういうのがごちゃまぜになって、フィットするのに時間がかかるタイプなのは間違いないと思う。

話を戻すと、後半頭からの攻勢、その時間帯に1点取れたということ、これが大きな収穫なんだと思う。ここで取らないでいつ取るんだよ、というところで集中力を発揮することは、その逆に取れそうもない時でもセットプレー一発でビシっと点を取っちゃうのもやっぱり集中力という点では同じで、一人の人間が集中することとチームとして集団が集中することはまた別だと思うわけで、そういう力がついてきた証かな、と思ったわけだ。

栃木ウーヴァ戦2.JPG
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で、昨日は天皇杯2回戦、栃木ウーヴァ戦だった。写真は、風が強くて、カブちゃんがその強風を広い面いっぱいに受けて進めなくなってるので、ふろん太が押してるところ。

アマチュアを相手に11人全員ターンオーバーで2-0の完封をどう評するのかはまあ人によるんだろうけど、個人的に印象に残ったのは、やっぱりフロンターレのサッカーはボランチが命、ボランチ次第なんだなということだった。

前半の森谷&狩野のダブルボランチは、残念ながら攻守とも、チームの中心に据えられるものじゃなかった。攻撃では推進力と展開力に欠け、小さな局面しか打開できない。守備では、特にセカンドボールへの反応や攻→守の切り替え時に、いるべきポジションでフィルターになれない。どのポジションよりも、というかどのチームのボランチよりも「正確な運動量」みたいなものが求められるフロンターレのボランチとしては、残念なクオリティだったと思う。

じつは前半が終わって、これ下手したら狩野はここで交代かなと話していたら案の定、車屋がハーフタイム早々に呼ばれて、じゃあ4バックにするんだなということはすぐにわかった。で、後半が始まってすぐ、たぶん森谷にはタテへの意識と早い展開を求めていることが強く言われたんだろうな、ということがわかるようなプレーぶりになっていて、やっぱり鬼木監督の修正力とネジの巻き方ってなかなかじゃん、と思ったのだった。

大塚のボランチ起用は、すごくうまくいったと思う。ポジション取りの修正を怠らず、受け方が上手くて、前を向く力もある。普段のポジションではあまり求められないのでどうなのかわからなかった視野の広さと長いキックの精度も、ちゃんとあった。

もちろん危ないのは守備面。球際の競り合いに弱すぎて、低い位置で競り負けると一気に入れ替わられて大ピンチになっちゃう。さすがにJ1相手では採用しづらいだろうけど、でも、ダブルボランチの相棒が今回は森谷で、ここが守備範囲の強いネットや板倉で、1アンカー気味の意識で守ってもらえば、アリかもしれない。そんなふうにも思わせた。

家長が、上手さや強さのある、特長のはっきりした選手なのに、なぜかどこへ行ってもなかなかフィットしないのはどうしてなんだろうというのは、冗談抜きで日本中のJリーグファンへの「問題」なんじゃないだろうか。

たぶん家長は、練習を見ていてもそうだけど、周囲への要求をまったくしないタイプなんだと思う。それは口でコミュニケーションを取らないタイプとかいう表面的な意味じゃなく、1つ1つのプレーに、家長自身や周囲の選手を活かしてゴールに迫るような、強力なヴィジョンの存在を感じさせないということだ。もしかしたら持っているのかもしれないけど、それを感じさせてくれない。感じてもらう努力も特にしない。というかしようという発想がない。そこに問題があるんじゃないだろうか。

こういうのってたぶん、小さい頃からすごく上手くて特長がある選手なので、これまでずっと、周囲が勝手に自分を「使おう」としてくれてたからそうなった、という面が大きそうな気がする。本当は、そんなに優れた選手なんだから「使う」側になるべきだし、大抵の秀でた選手はみんなそうなるのに、性格的なものがそっちの方向で成長することを押しとどめてきた。そういうことなんじゃないだろうか。そういう「お山の大将」とは正反対の、「公平なコミュニケーション」の正しさみたいなものにこだわる性格は、後援会の会報誌「Delfino」に載ってた家長の特集記事を読んでも伝わってきたし。

まあ、だからどうすべきだ、というのは、僕にはわかんないんだけど。少なくとも、昨日のゲームでは田坂じゃなく家長がキャプテンマークを巻いて長谷川やハイネル、三好を操り、森谷と狩野にもどんどん要求してビルドアップを修正していく、ということを、本当なら期待したいところではあるんだけど。でもきっとそれは違うんだろうな。

ちなみに大宮に済州のマルセロが移籍するらしいけど、これはマジで良い補強なんじゃないか。「家長」ロスで機能しなくなっていたチームに必要なピースな気がする。怖いね。

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あのダービーとこのダービー [日記]

今頃ダービーの話かよ!

なんて言わないで。誰よりも自分が突っ込みたいんだから。。。

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競馬の世界でダービーは大きな区切りのイベントではあるんだけど、でも1年の区切り、仕事の区切りとシンクロしてほんとの意味での「区切り」感に満ちた有馬記念と違って、その周囲でバタバタしてる人たちにとっては、じつは特に区切られないうちに日々が過ぎていっちゃう。

簡単にいえば、すぐ翌週は安田記念だし、雑誌屋さん的にはそのあとの宝塚記念のことも考えなきゃいけないしという感じで、ぜんぜん頭も体も区切られないわけだ。

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レイデオロ本命は皐月賞が終わってちょっとした頃にもう決めてあったので、あとは当日、期待していた通りのデキなのかを確認するだけだった。周囲の人たちからは、パドックから少しエキサイト気味じゃないかという意見も聞こえてきたりして、確かに皐月賞では首を下げてぐいぐい歩いていたのに、この日は頭を上げて落ち着きなくチャカチャカしてたりはしたけど、でも個人的には、藤沢厩舎の特に若駒はそんな感じの子供っぽさは特にマイナスにはならないと思っていて。むしろ走る気満々にメンタルが仕上がってるな、と捉えたのだった。

好き嫌いでいえば、個人的にはキングカメハメハ産駒全般がそうなんだけど、動きもカタチも器の大きさがどうもよくわからなかったりして、まあだからこそ冷静に予想できたのかな。ともかく、ダービーと有馬記念は、馬券が当たると特に気分がよくなる。やっぱ、区切りなんだね、そういう意味じゃ。

で、翌週は安田記念だったんだけど、でもじつはこの日も「ダービー」でもあったのだ。フロンターレと横浜Fマリノスの「神奈川ダービー」なんだけど。

ところが、17時キックオフじゃハシゴできない。できるけどたぶん後半開始にも間に合わない。アウェイのチケット取って後半途中からしか見られないってのもなんなんで、最初から諦めていたのだった。19時、せめて18時キックオフなら行ったのに。

ゲームは家に帰ってきてから見たけど、なんというか、風間サッカー時代によくある負け方のパターンの一つだと思った。少し懐かしくなったくらい。レフェリングもいろいろ言われてるみたいだけど、日本の主審に比べて故意でかつ後ろから手を使うようなファールにわりとすぐカードを出しちゃうという以外は、そんなにトンチンカンな感じはなかったかな。

家長のデキも、シュートが枠に行かないのも含めて得点に直結しそうな怖さがほとんどなかったことを除けば、基本的にはポジショニングも良くてボールをよく触ってたし、キープ力もあったしで、だいたい期待通りのパフォーマンスなんじゃないかなと思った。

問題があったのは、部分的なところでいえば、サイドじゃないかな。「高い位置を取る」ことが相手のサイド攻撃を封じるポイントになる、というようなことを戦前は言ってたけど、「位置」じゃなく「スピード」の部分で違いを作られて、要するに負けていた。

で、守備面で思っていたより後手に回らされたという以上に、攻撃面で特にサイドにスピード感がなくて、結果的にお互い守り合ってシュートまでいかないまま行ったり来たりしてるだけという、相手の望むペースになっちゃったように見えた。

攻撃のスピードが上がらなかった要因の一つは、やっぱり大島の不在というか、憲剛とネットのダブルボランチの相性の悪さなのかな、という気も強くした。憲剛がトップ下で出ていた試合は、大島とネットがいるところに、さらに自分も下りていくことであえて後ろを重くして、それ自体がここはスピードを上げた攻撃をせずにじっくり回してゲームを進めようぜ、というチーム全体へのメッセージになっていたと思うんだけど、最初からボランチにいると、どうもチームがずーっとじっくり攻めようとしちゃう気がする。

この試合は、ACLの疲労もあるし、相手もブロック作って守りに来てるから、そうやってじっくり押し込んで攻めようぜという意図だったのなら、それはそれでいい。でももしそうなら、それって「負けない」試合をする、最悪ドローも上等と腹をくくることでもあるということは、思い出さなきゃいけない。

先制されたシーンは、マルティノスがこちらの右サイドの奥のスペースへいったんスプリントして、幸いそこにはすぐにボールが出なくて助かったんだけど、そこから少し時間があったのに、フロンターレはちゃんとブロックを作らず、どフリーになったままのマルティノスに長いサイドチェンジのパスが通っちゃってやられてる。こちらがポジションチェンジした直後とかそういう理由があったのかどうかはちょっとわからないけど、SBの田坂はまるで3バックの時みたいに中に絞りすぎてるし、そのせいでぽっかり空いたままの右サイドには、小林悠も長谷川も誰も戻ってきていない。つまりサボってる。好むと好まざるとに関わらず、お互いが守り合うゲームになってる中で、守りをちゃんとやらなかった方がそこを使われて先制されるという、まあ当たり前のやられ方だったと思う。

攻撃面でいえば、スピードを上げられないなら、あとはできることはいくつかしかない。低いベタ引きの、特に真ん中を固めたブロックに手を焼くというのは本当に風間サッカー時代によく見た光景で、あれをなんとかするには、一つはひたすら我慢して左右に振り続け、一瞬、穴が開いたところを突く。もう一つは、やっぱり左右に振ったり、あとはサイドを抉ってGKとDFの間に速いボールを送るか、抉ったことで思い切りラインを下げさせておいて、マイナスのボールからミドルを撃つ。そして、やっぱり抉って、とにかくCKを取りまくる。それしかないと思うんだけど、特に田坂あたりがアーリークロスを放り込みまくったりして、それはちょっと違うよな、と思うしかなかった。

要するに、強いとか弱いとかじゃなく、ゲームの進め方で間違ったことばかりしていたという印象で、つまり監督が替わってそういう部分を変えたはずなのに、ここではまるで変化というか進化していなかった。昔のフロンターレの攻略法をそのまま許してしまったということで、監督の責任も大きいんじゃないか、とも思ったのだった。

しかし個人的には、これでムアントン戦に続いて、2試合続けて現地観戦できなかった。次はホームの広島戦か。行けますよーに。

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