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ベガルタ仙台戦と日本代表と秋華賞 [日記]

ベガルタ仙台戦、憲剛も言ってたけど、これは一生忘れられないゲームだと思う。ここまで興奮したことって、人生でないかも。そのくらいすごい試合だった。

どうすごいのかは、ここであれこれ書かなくても見た人はみんなわかってるはず。とはいえ、あの興奮の度合いは現場にいないとわからないよなあ、とも思う。DAZNでも見直したけど、実況の倉敷保雄アナと解説の福田正博も、完全にフロンターレサポの観客みたいな感じになって「おおーっ!」とか「うわーっ!」とか声をあげてた。現場にいたらそうなっちゃうよね、あれは。

勝ったフロンターレについてはいろいろ「勝因」が分析されたり語られたりしてるけど、ふと、仙台の「敗因」が気になった。

というか、この3連戦、すべて退場者が出ていて、しかも1人少なくなった方が勝っていて、じつはそのあたりってサッカーというチーム競技の難しさと面白さを無理やり抽出して詰め込んだような部分なんじゃないかな、と思ったのだ。

サッカーのゲームを見ていると、要するにチームってやつは「どんなサッカーをするのか」と、「勝利を目指す」を常にすり合わせ続けていかなきゃいけないものなんだな、ということがいやというほどわかる。

上手な選手だけ集めて適当に相手のゴールにボール蹴ってこい、というだけじゃ、まず勝てない。じゃあ勝つためにどういうサッカーをするか、というのが第一段階だ。

ところが、その「やりたいサッカー」を実現しているのに、勝てないことがある。となると、それは実現の度合いが足りないからなのか。それとも、方向が間違っているからなのか。そういうことを考え始めると、なんだか何が正解なのかわからなくなってくるのだ。

難しいのは、勝つためにどういうサッカーをすべきかは、ゲームの局面によって変わってくるところだ。単純な話をすれば、攻撃サッカーを目指すチームは、リードしたあともひたすら攻撃し続けるべきなのか。守りを固めるサッカーをするチームは、何かの拍子に1点リードされてしまっても、ガッチリ守り続けるべきなのか。そういう類の応用問題が、たくさんある。

最近は、日本代表のハイチ戦のドローでそういうことを感じた。

僕はハリルホジッチのサッカーは、見ていて非常に退屈だけど、練習期間の短い代表チームには合っていると思うし、自分たちよりも格上の強豪相手に戦う際の一つの解答例だという意味では、評価してる。というか、ザッケローニのポゼッションと組織的な崩しが通用しないような、より高いレベルを目指すためにこれが必要なんだ、ということで招聘したわけで、一応その期待通りじゃん、とは思っている。

問題は、このチームが本当に相手陣内および中盤での球際での「デュエル」だけですべての局面を乗り切ろうとしていることだ。自陣でのボール回しをほとんど禁止に近いくらいやらず、マイボールになったら一刻も早く前に送って攻める姿勢の徹底も、要するに危険なエリアにボールがある時間を可能な限り短くすれば失点の確率も減る、ということなのかと考えれば、まあ一応理にはかなってる。そうやってなんでもいいから相手陣内深くにボールを運んで、それで相手ボールになってもまた「デュエル」すればいいんだから、という理屈なんだと思う。

でも、どんな相手でも、どんなゲーム状況でも90分ひたすらこれをやるというのは、無理がある。もし本当に続ければ、いくら体脂肪率を管理しても、ゲーム終盤には絶対にスタミナが切れてチームはボロボロになる。気候やピッチの条件にも、そのへんは大きく左右される。

となると、選手は半ば本能的に体力を「セーブ」しようとする。特に、リードしたときなんかには。ハイチ戦では、たぶんそれに近いところから綻びが生まれた。

普通はそこで、リードしたら少し引いて、守りを固めてカウンターを狙う、という手が常道だ。というか、ワールドカップで当たるどこのチームも、まずそうしてくる。ところがこの代表を見ていると、引いてブロックを作るのがすごく下手なのだ。というか、そういう守り方の約束事がたぶんほとんどない。

4-4-2ブロックってやつは、基本的に目の前のボールホルダーに食いつきすぎるとそのスペースが穴になって、一瞬で崩されたりする。相手もそうやって攻めてくる。なので、選手が安易に「デュエル」したらまずい。チャレンジ&カバーの関係をあちこちに網の目のように張り巡らせて、ようやく、ただベタ引きしているだけじゃない高度なブロックが完成する。

ところが、そういう関係性が代表にはまったく見られない。連携を深める時間がないならないなりに、何か約束事は必要で、それこそ監督の仕事だ。それなのに、選手たちは相手ボールがどこにある状況だろうと、行き当たりばったりに「デュエル」しちゃってる。だってそうしないとハリルさん怒るんだもん。使ってもらえなくなっちゃうんだもん。そんな心の声が聞こえてくるくらいに。

ハイチ戦では、2点リードしたこともあって前線から中盤の「デュエル」が少し疎かになって、選手の中にはここは少し引いて守ってもいい時間帯なんじゃないか、みたいな空気もあったはず。でも、その守り方はじつは詰めていないので、このチームの弱点ですらあるのだ。で、危険な位置でボールを握られて、慌てて「デュエル」して崩されたり、あるいは最後はスタミナが切れてなのか、あるいは単に自陣での守り方が徹底されてなかっただけの話なのか、すごいミドルシュートを打たせちゃったりした。

攻撃でも、状況が変化したときの戦術がないことの悪い面が出た。リードされたあと、相手が少し引いて守りを固めちゃうと、こっちがボールを持って相手ブロックを攻める時間が長くなる。そうなると、頼りの「デュエル」をする場所がないのだ。結局、アーリークロスを放り込んだりコーナーキックを取ったりして、それ自体は得点能力は低くても、こぼれたセカンドボールを「デュエル」して奪って超ショートカウンター!みたいな攻撃方法しかなかったりする。というか、今の代表は本当にそういうチームなのだ。

簡単に言い換えれば、今の代表は「0-0で、まだこちらにスタミナが十分残っている状態」の戦い方しか持っていない、ということになる。たぶん代表に限らず、「やりたいサッカー」問題の大半は、こういうところにある。解決するには、相反するような種類のサッカーを状況に応じて使い分けられるようになること。でもそんなの難しい。となると、あとはバランスの問題でしかない。「やりたいサッカー」を、どこまでバランスの変更で幅広い状況に対応できるようにしていくか、というだけだ。もちろんフロンターレだって例外じゃない。風間監督時代なんて、常にこういう問題と向かい合っていた。

長くなっちゃったけど、この3連戦で仙台が内容に比して思うような結果を得られなかった理由、「敗因」があるとしたら、そういうところなのかな、と思ったのだった。「やりたいサッカー」ができているときの仙台のクオリティは、そりゃすごかった。現在のリーグでも間違いなくトップクラスの攻撃力に繋がるサッカーだ。でも、自分や相手の退場、そこからの選手たちのモチベーションも含め、状況が変化していくと、何をやり続けるべきで、どこを変えるべきかの判断が揃わなくなっていくのを感じた。コンパクトで緻密なボール繋ぎとプレッシングが命のサッカーだけに、ゲーム終盤にスタミナが切れてきて動ける選手とそうでない選手の差が出てくると、あちこちが綻びだした。

また、この3連戦は、そういう面がこれ以上ないほど残酷に試される、極端な「状況」を両チームに突きつけるものだった。そういう意味でも、なんだか忘れがたい3連戦になったなあ、と思う。

オマケのように、次の日の京都で行われた秋華賞を。

秋華賞1.JPG

ずっと雨が降っていたけど、それほど寒くはなかった。馬場は良から稍重、重へと、刻一刻と変化。各レースのタイムも、どんどんかかる方向で変化していた。

秋華賞2.JPG

ディアドラの勝因に、雨とそれによる馬場の悪化という「状況の変化」は間違いなく含まれる。でも、それも含めての競馬だということは、誰もがわかっている。先頭でゴールした馬を誉めて、讃えない理由なんてないのだ。

と、なんか両方にうまくかけたようなことを言ったところで、このへんでお開きに。

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ルヴァンカップ決勝進出 [川崎フロンターレ]

仙台の1stレグは行けなかったけど、昨日は等々力で泣いてきた。

仕事しなきゃいけないんで急ぎ足で。

というか、なんちゅうホーム&アウェイだよ、まったく。2戦とも、リードしてる方が退場者を出して、そこから必死に凌ぐ展開になるとか、マンガじゃないんだから。しかも昨日は後半7分で10人になっちゃうんだから、もう生きた心地がしなかった。

この2戦で思ったことをつらつらと。

ACL浦和戦で退場者を出して逆転負けした直後は、守りに入るその選択自体は決して間違っていなかったという論調もあったように見えたけど、監督はじめチームが、あれはやっぱり間違っていた、ということで意識を揃えていたことには、ちょっと感動した。

ああいうときにできるのは、中央はとにかく固めて、サイドは人数はかけられないけど、スピードと運動量のある選手を入れて、とにかくボールホルダーについていく。簡単にクロスを放り込ませない。で、いざボールを奪ったらそのサイドの選手は走って、焦って上がっている相手のサイドの裏へ。どんなチームでもできることはほぼそれしかない。そして大事なのが、そこへ長い球を配給できる選手。憲剛のことなんだけど。

もう1つ。1戦目は車屋が不在ということで3バックで臨んだけど、個人的に最終ラインの守備ってのは、システムよりも選手同士のユニットとしての成熟度の方が、より重要だと思う。そうやって考えてみると、谷口と板倉のCBとしての連携はたぶん今季初で、それ以前に、谷口が3バックの中央としてプレーしたこと自体、じつは今季はほとんどなかった。

逆サイドも、奈良が3バックの左でその前が長谷川という形も、やっぱり初めてだったんじゃないかと思う。そしてこちらもそれ以前に、守備時には5バックにならなきゃいけないポジションで長谷川を使うリスクも想定できていたはず。

そんな布陣を、中3日で試すというのは、これはベンチのミスだった、ちょっと相手をナメていたんじゃないかな、と思った次第。このあたりは選手の覇気だけに敗因を求めず、ベンチも冷静に振り返っておいてほしいなあ。

それにしても、森谷のこの秋のプレーは本当にすごい。最初に驚いたのはルヴァンカップのFC東京との1戦目で、そこからはずっと素晴らしいプレーができていると思う。昨日も、1点目は森谷が持って2つほどドリブルを入れて前に運んで、そこに相手がみんな注意を奪われたからこそ、次の瞬間の縦パスと三好の裏抜けがあんなに綺麗に決まった。ああいうところは、まさにフロンターレの崩しだな、と思う。

家長のすごさはもう語るまでもない。昨日は左サイドに入るということで、自分がゴールを狙うんじゃなく別の役割をするんだという意識が強かったと思う。きっと相手サポはみんな、家長があんな走って献身的に守備までするとか無敵すぎて反則だろ、と思ってるんだろうなあ。

長谷川はやっぱり中央付近でボールを受けると、最も本質が出るような気がする。チーム事情もあってスペースのあるサイドでドリブルを求められることが多くて、いわゆる「サイドの守備」も含めて得意ではないことにもチャレンジしなきゃいけなくなっているけど、たぶんいちばん活きるのは今の憲剛の位置、そうじゃなければあんまりフロンターレはやらないけど、2シャドーの一角、みたいなポジションなんだろうなと思う。ともかく、他の選手とのプレー上の関係の作り方の重要性を知っていそうなところとか、個人的にものすごく評価してるし、期待してる選手なんだよねえ。

にしても、仙台は強かった。本当に強い。こんなに判断が早くパスが繋がるチームって、そうないと思う。ボール、奪えないもん、ぜんぜん。攻撃のクオリティも高くて、なんというか理にかなった判断を全員がしていて、その意識が揃ってるという気がする。いいチームだ。

もちろんそのために犠牲にしているところもあって、全体をコンパクトにしなきゃいけないため、最終ラインの裏には広大なスペースができる。特にサイド。引いてブロックを作られたときに前がかりに攻めて、そこを突いたカウンターを食らうというのがいちばん弱点になるサッカーをしてる。自分たちがブロックを敷いたときですら、最終ラインは他のチームに比べて高めで、裏は常に弱点になる。あとは、相手陣内に人数をかけて、奪われたらみんなで走って戻るサッカーは、いかにも暑い時期には足が止まるタイプのものだ。

でもまあ、万能な戦術なんてこの世にはない。大事なのは、そうしたサッカーを志向して、本当に高い位置でパスがポンポン回るところまで持ってきたこと。実現にはそれなりの覚悟と鍛錬が必要で、そこを貫いたというのが伝わってくる。素直に賞賛したい。

で、そんな手強い仙台と、また来週リーグ戦で対戦しなきゃいけないのね。。。いやはや。手強いだけに、ホーム等々力でできるのはありがたいね。

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思い出した2012年の春 [川崎フロンターレ]

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あまりにも悔しい大逆転負けだった。なんというか、サッカーという以前にスポーツというものが持っているリアルさをこれ以上ないほど感じてしまうゲームだった。

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こんな結末になった原因は、そりゃ選手がコメントで言うように「(車屋の)退場がすべて」ということにはなるんだろうと思う。でも冷静に見れば「得点差的には有利で、戦況的には不利」という複雑な状況への対応がカギとなったわけで、つまりこのチームにはそういう能力が足りなかった、という形で「負け」を認めるというのが正しいのかな、という気もしている。

多くの人は、2009年のACLで名古屋に逆転負けを喫したケースを思い出すんだろうけど、僕は当時リアルタイムで見ていなかったこともあって、ちょっと違うものを思い出した。僕の頭にぼんやりと浮かんだのは、2012年春のことだ。

あの春、フロンターレは浦和相手にアウェーでなんと2人多い状況で勝ち切ることができなかった。浦和が先制し、後半、フロンターレが追いつく。その後、浦和は74分に阿部、80分に槙野が退場してしまう。その最後の15分プラスアルファの時間で、フロンターレは勝ち越し点を決めることができなかった。確か、スタンドからはブーイングが巻き起こったと思う。

でも、もっと強く頭をよぎったのは、その次の試合、ホームのFC東京戦だったりする。

このゲームは、前半はスコアレスドロー。後半開始早々に長谷川アーリアジャスールが退場して1人多い状況となったが、最後まで得点できず、逆に終了間際、CKから森重に決められて0-1で敗れてしまったのだ。ブーイングどころじゃない。これを最後に、相馬監督は解任されてしまったほどだ。

このFC東京戦で思い出すのは、数的有利な状況にも関わらず、ほとんど互角にしか見えなかった後半のゲーム内容だ。東京はよく走り、効果的にボールを繋ぎ、時間帯的にはフロンターレが押し込まれてブロックを敷くシーンも多く見られた。

試合後、東京のGK権田は、こんなことを言っている。Jリーグの公式から。

「数的不利な練習で繋げなくて怒られるという超理不尽な練習をしていた。その時のことが頭をよぎった選手も多いと思う。今年ラインが高くなったが、どうせやられるならやりたい事をやってやろうと。プレーが切れるたびに下がったらダメだと思ってやっていました」

当時の東京の監督はランコ・ポポヴィッチ。彼のコメントはこうだった。長いけど公式から引用。

「早い判断力。そして、運動量。そしてボールをうちの方が握ることでリスクを避けました。たとえばうちが少ない人数でボールを回すことで相手は少ない相手に回されるとナーバスになりますし、逆にラインをズルズル下げてしまうと相手にとってチャンスになる。うちにとってはピンチになる。自分たちのラインを下げて、自陣のゴールの側でボールを弾かなければならなくなる。ボールを奪わなければならなくなる。それだけ相手に点を取られるリスクも高まると私は考えています。それで高いラインを保ち、判断を早くして、そして動く。そういう形でリスクを回避しました。とにかく一番に言えるのは相手よりも賢く戦えたということ。それに尽きると思います。ただ、それは私がやったのではなく、うちの選手がやったわけで、うちの選手を褒めたいと思います」

当時、この「数的不利な状況の練習をしていた」ということに驚愕したことは、よく覚えている。それ以降も、そんな練習をしているという話はどんなチームでも聞いたことがない。

だからもちろん、そういう練習をしておくべきだった、なんてことを言いたいわけじゃない。でも、浦和側の気持ちになれば、1人多くて、でも得点差は不利なのだから、まさに焦って前がかりに出る以外には考えられない状況なのだから、そこを逆手に取るべきだった。フロンターレが、いつものクオリティのサッカーをベースに1人少ない状況用にアレンジして展開できれば、浦和はポポヴィッチが言うようにどんどん「ナーバスに」なっていく。チームの意思統一に綻びが出たり、ミスが多くなったりすることも期待できる。それなのに、よりによってドン引きはないだろう。しかも谷口ボランチという、守備でも攻撃でもうまくいった試しがないフォーメーションにしちゃうなんて。

もともとサイドが高い位置を取ることが強みでもあり弱点でもある浦和は、この状況では当然、その特徴を全面に押し出してくる。なので、両サイドだけは人を付けてぴったりマークし、中は1人少なくてもとにかく固めて、ひたすら弾き返す。

もしボールを奪ったら、とにかく高い位置を取っている相手のサイドの裏へ前線の選手が走り、そこへボールを出す。となれば、まずは交代で投入すべきは長谷川だったろう、と思う。

そうやってロングカウンターの形になっても、もちろん、よほどのことがない限り中央の相手ゴール前も数的不利だろうから、現実的な狙いはコーナーキックを取ることが優先ということになる。そうなれば、相手は戻って来ざるを得ないし、その分、時間も相当稼げる。

というのは見ているだけだから言えることで、昨日の浦和の選手の球際の強さはそうやって口で言うことを簡単に実行させてもらえるものじゃなかったというのは、よくわかってもいる。でも、あそこでドン引きの判断は、絶対に間違いだったとも思う。

思えば、フロンターレはもう何年も、「いかに相手を圧倒するか」だけを考えてきた。サッカーの内容もそうだけど、選手のメンタルも、そこに特化してきた。そのツケが、こんな形で出た。ほとんど唯一といっていい、最も苦手な状況が、リーグ戦の1試合ではなく、トーナメントの大事なところで来てしまった。そういうことなんじゃないか。

すごく残念だけど、でも負けてしまったものはしょうがない。今すべきことは、この経験を後に活かすことだと思う。

つまり、残ったカップ戦で、もしまたこんなタフな状況に陥ったとしても、今度は動じないこと。

そして、このままリーグ戦でも崩れていったりせず、来季のACL出場権を獲得し、リベンジすること。中2日で次のゲーム、というこの状況で、そういう方向にチームを導けるかどうか。すべては鬼木監督のマネジメントにかかっている。期待してます。

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夏の終わりの皮算用 [川崎フロンターレ]

お久しブリーフ! とアジアで、いや世界で初めて口にしたのはダンディ坂野だったような気がするけど、じゃあお久しブリ大根! は誰だったっけ。道場六三郎? 違うか。お久しブリトニー・スピアーズ!は? そもそも今思いついただけなので、誰も言ってるわけないか。

ともかく、ぜんぜん更新しないうちにいつの間にか夏がほぼ終わりかけててびっくりした。今年は湿気ばかりがひどくて強烈な陽射しの印象がないまま7月が過ぎていって、秘かに「まだ梅雨明けしてない説」を唱えてさすが!目のつけどころが違う!みたいな感じで感心されようとしてたんだけど、まさかそのまま秋の気配が漂ってきてしまうとは誤算だった。

今年の夏は、札幌にこそ行ったけど、福島、新潟のいわゆる「夏競馬」開催にはいちども行けなかった。もちろん小倉もだけど。その代わり、フロンターレの試合はずいぶん行った。いや、仕事じゃないので特に何の代わりにもなってはいないんだけど。

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甲府では、ほうとうも食べた。

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花火も見た。花火大会なんてもう何年というか何十年もわざわざ行ったりしてないけど、ひと夏に1回は、どっかのスタジアムで花火を見せてもらってる気がする。清水戦とか磐田戦とか。花火って、たまに見るといいよね。なんかすっきりするというか、気持ちがゆったり大きくなれるような気がする。本当に。

競馬は今週から秋競馬、開催が中央に戻ってきたけど、Jリーグも、いよいよ終盤戦の匂いが強くなってきた。天皇杯とかルヴァンカップとかACLとか、カップ戦もここから佳境に入るし。きっとここからあっという間に日々が過ぎて、気づいたらもう年末じゃん!ぜんぜん更新してなかった!お久しブリックパックのフルーツ味!とか叫んでるんだろうな、いやになっちゃうよな、もう。

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マリノス戦、圧勝に近い完勝だったねえ。この気持ちよさは、このカードが広義の意味で「ダービー」であることの何よりもの証明な気がする。内容より、とにかく結果、勝敗というか。

まあ今回はその内容も文句なし。感触としては、鹿島をホームでやっつけた時と似ているかな。

凄いと心から思うのが、今シーズンはいわゆる「風間サッカー」に球際の厳しさとハードワークと守備の意識をプラスした、みたいな言い方がよくされていて、実際まさにそういうサッカーが実現されているんだけど、それって口で言うような簡単なことじゃないはずなのだ。

普通は、目指すサッカーがあったら、それに合った選手をチョイスして、指導していくことが必要なはずなわけで。現在いる選手たちの資質が、たんにボール捌きのテクニックだけでなく、そういう方向でも伸びしろがあったということ自体が、まずすごいことだと思う。

加えて、例えば2年くらい前のフロンターレと現在を比べると、前線ではレナト&嘉人が阿部&家長に代わっているわけで、ハードワーク、守備、という意味では、この変化ってめちゃくちゃ正解というか、長いスパンで考えて前向きな補強だったということをあらためて感じるのだ。

阿部ちゃんに関しては、そういうサッカーを志向する鬼木があらかじめ強い希望を出してオファーした、ということが容易に想像できるけど、家長に関しては、長らく「他のチームメイトがハードワークして奪ったボールを家長に預ける」というサッカーを大宮でやってきたわけで、それをチームのために走る、という役割を優先させることで結果的に目指すサッカーにフィットさせた鬼木の選手マネジメントは、これは相当賞賛されるべきものじゃないか、という気がする。

逆に嘉人やウタカを獲得したFC東京なんかは、篠田体制2年目の今年初頭は、じつは前からのプレッシングサッカーを志向していたとのことで、その補強、編成からまずちょっとズレていた。三田を出し、阿部拓馬や河野を放出というか、シーズン途中で出て行かれたのも、目指すサッカーに最低限、必要な人材の流出という意味では、失態とすら呼べる。おまけに嘉人がそんな中で異分子的に「つなぐサッカー」を浸透させようとするのを抑えきれず、中途半端に尊重したまま使い続けるマネジメントは、そもそも何がやりたいんだこのチームは、と言われても仕方ないものだと思う。腹が座っていないというか。

まあそこから森重と室屋が怪我したのはかなり痛かったと思うし、中島の移籍で、攻撃も完全に手詰まりに。このところの崩壊は、とどめのようにCBのチャン・ヒョンスが怪我でいなくなったことが直接の契機だとは思うけど。

マリノスは、まあ本人たちやサポがいちばんよくわかっているんだろうけど、サイドで裏に走る齋藤学とマルティノスしか攻撃のストロングポイントがない、という単純さが、先制されるといきなりきつくなってくる理由だと思う。あと武器はアマジュンのセットプレーのキックくらいで。

先制されずに我慢比べをというのがマリノスの狙いなんだろうけど、サイドに比べて中央の守備が固そうに見えてそれほどタイトじゃないというところを、今回はうまく突けたと思う。深い位置ではボンバーが待ち構えているけど、バイタルではわりと前を向き放題で、もちろんそれはボランチの意識がサイドに行ったところを中央に戻す、という作業をフロンターレが繰り返しているからそうなっているわけだけど、それにしても、という感じだった。あそこまで憲剛、大島、ネットが楽に前を向いてボールを持てたらね。憲剛が早い時間帯にそのあたりからミドルを1本、打ったけど、あれはまさにそういう狙いを体現した、あるいはチームメイトへのメッセージ的な意味があった。大島のミドルの伏線になったんじゃないかという気がする。

このあとは怒涛の連戦。まだ誰も指摘してないけど、もしACLとルヴァンカップでどっちも決勝に進めれば、10月末から11月頭の日程がアホみたいなことになりそう。中1日でリーグ戦とか、中2日でガンバと連続対戦、とか。勝ち進んだチームだけじゃなく、リーグ戦の相手も理不尽な日程を強いられそうな気配があって、きっといろいろ不満の声が出てくるんじゃないかな、という気がする。

まあしょせん、獲らぬ狸の皮算用ではあるけど、でもルヴァンに関しては狸を獲ったからこその皮算用なわけで。なんてね。

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札幌で札幌戦と札幌記念 [日記]

試合開始前に豪雨と雷に見舞われたホーム等々力のコンサドーレ札幌戦。いやあ、すごい雨でしたねえ。靴なんてもうびしょ濡れ。雷もすぐ近くに落ちまくっていて、よくまあ停電とかにならなくてすんだもんだ。ほんと、怖くてしょうがなかった。



ごめんなさい、ウソです。その日、等々力には行ってませんでした。で、どこにいたのかというと・・・



札幌にいました。

仕事で行けなくてシーチケを無駄にしちゃうこと自体は、まあたまにあることだからしょうがないんだけど、よりによって札幌が等々力に来て試合やってるってのに、自分は札幌にいるとは。なんか都内とかで仕事が入ってるケースなんかよりよっぽど損した気分になるのはなんでかな。

で、ホテルでdaznとか見ることもできるんだけど、それじゃなんかつまんない。なんといっても、札幌にいるわけだから。

というわけで、スポーツバーに行ってみました。札幌にはHUBはないので、ネットで探して、電話して確認して、前日に一軒、満席だと言われたんだけど、同じように放送してる店をご紹介しましょうかと言ってくれて、そこへ電話したらなんとか席があって、潜り込めました。

札幌戦.JPG

当日はぎっしり満席で、当たり前だけど札幌サポだらけ。でもそれでひるむわけにはいかない。持っていったユニ来てタオマフ巻いて、入場時にはそれを掲げて、憲剛のゴールでジャスティスやって。

・・・ごめんなさい、ウソです。普通の服で、おとなしく観戦してました。

一人だったら本当におとなしく見て誰にも気づかれずに帰れたのかなと思うけど、仕事で来てた同行者に話したら興味を持って、じゃあいっしょにメシがてら行こうかということになって、その人と話しながらというか、いろいろ教えたりしながら見る形に。となれば当然、近くの席の札幌サポは、なんかこいつらへんだな、と気づいていたはず。ごめんね。でもまあ中立のサッカーファンを装い、波風立てるような言動は謹めたし、特に問題もなかったのでよかった。

にしても、相手サポの中で観戦するというのは、そうあるもんじゃない。実際、なんか面白かったなあ。

観戦者の気持ちにぐっと力がこもるのは、カウンターの場面。CKやFKは、全体の期待が高まってわくわくする感じに。都倉にはけっこうみんな評価が厳しくて、逆にジェイはあんな守備しないのに好感持たれてる感じ。チャナティップはみんな大好きだけど、これはまあ川崎側から見ても気持ちはよくわかる。奈良については、お、奈良ちゃんだ、とか、今の奈良ちゃんか、みたいな感じで、ちょくちょく名前が聞こえてきた。

そんで、マセードは完全にお笑い枠みたいになっていて、ボール持ったり、アップで抜かれたりするだけでも笑いが起きてた。ほら、やっぱりダメだ、ほんとにもう、みたいな感じで、不思議と怒ってる感じじゃないんだよね。これいちばん面白かった。

川崎が押し込んでるときは、あー、これいずれやられちゃうんだろうな、みたいな空気。で、実際に崩されて失点しても、あそこまで入り込まれちゃったら、こうなっちゃうよね、というような会話が聞こえてきた。逆に、こちらが決定機を外したり、GKがセーブしたりすると、喜びの拍手が起こってた。

試合が終わると、あー、勝てないなあ、みたいな空気で、基本的にはみんなさっさと帰る感じ。怒ってるような空気はなかった。そういえば試合前、雨の映像を見て、たくさん降れば何かが起こる可能性高くなるからいいかもね、みたいなことを言ってた札幌サポがいたけど、札幌って試合も練習も、雨にあんまり慣れてないと思うんだけどな。どうなんだろ、そのへん。

あと忘れてた。試合後の憲剛のインタビューで、こんな雨の中、川崎サポも、それから札幌サポもいっしょうけんめい応援してくれて、ありがとう、というようなことを言ったときには、店内の札幌サポからもざわっと声が出て、みんな嬉しく思ったのがよく伝わってきた。

ゲームについては、まあいいよね。個人的には、エウソンのフィジカルコンディションが上がってきてなくて重そうなのが心配。うまくターンオーバーしてほしいもんだな。あと家長は文字通りフィットしてきているのが明らかだけど、いわゆるトップ下的な位置で憲剛とポジション争いをする形にはならず併用される現状には、プライド的な部分でモヤッとしたものは残っていそうな予感がする。憲剛もそのへんは気を使ってそうに見えるし。意外とここは緊張感のある状態なんじゃないかな。

札幌記念1.JPG

で、次の日は札幌競馬場で札幌記念の取材。

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天気も良くて、凄まじい混雑だった。

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モーリスの弟、ルーカスは、ウワサ通りの馬っぷりの良さ。ただ、気持ち的にも肉体的にもそれを持て余し気味な感じで、レースを使っていくことでそのへんがどう変わっていくのかが見もの。持て余さなくなると、それはそれで脚元の怪我の心配が出てきたり、距離がもたなくなったりするという方向へも、行かないとは限らないわけだし。

札幌記念5.JPG

あと、モレイラ人気は凄かった。

札幌記念は獲れなかったけど、アタマはサクラアンプルールかヤマカツエース、パドックで最も、それもダントツに良く見えたのが2着のナリタハリケーンだったという負け惜しみだけ書き残しておきます。。。マジ悔しい。藤岡康太騎手は検量室前でエージェントの人に「モレイラやったら勝ってたなあ」と言われ、ほんとですよ、あー! みたいに悔しがってた。ほんとだよ、いっそ勝っちゃってくれてたら、こっちも諦めつくんだけどなあ。。。

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