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セレクトセール2017 [競馬]

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7/10(月)~7/11(火)の2日間、北海道、苫小牧市のノーザンホースパークで行われたセレクトセールに行ってきた。


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メディア関係者でも毎年行ってるような人もいるけど、僕は数年ぶり。前日、9日から北海道入りして、購買者さんたちが牧場で上場馬を下見するのに混ぜてもらったので、都合丸3日間行ってたわけだけど、いやあ、くたびれた。見るもの、会う人、みんな面白くて刺激的なので、気が休まるヒマがないんだもん。いやあ、楽しかった。

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ふだん競馬場なんかでは、パドック見るときとマークシート塗るときとレース後に検量室前へ行くときのピンポイントな瞬間以外は、可能な限り気を休めて生きていきたい! 本当はできれば気を休めたまま馬券を当て、人と話し、サラサラっとメモしてあとは飲みに行きたい! と秘かに思っている者にとっては、過酷とも言える状況だった。

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今回はもちろん取材、ではあるんだけど、『優駿』とかではなく、社台グループの会報誌「Thoroughbred」に記事を書かせていただく予定。でもすぐにはとても無理なので、しばらく気を休めたらがんばって書き始めます。

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ちなみに最後の写真が、今回のセールで特大の話題を振りまいたDMM.comの野本巧さん。新しい一口馬主クラブ、って言っていいのかな、たぶん違う呼び方を定着させて、違う層にリーチさせていきたいんじゃないかなと思われる「新しい取り組み」についての説明が囲み会見の中で始まって、というかどんどん質問が飛んじゃって、いつまでも会見が終わらなかった。ちょっと異例というか、異様な雰囲気にもなってた。

ほんと、どうなるんだろうねコレ。なんて純朴ないち競馬ファンの感想レベルのことしか言えないのもどうなのよと自分でも思うけど、でもまあ、いまのところはそんな感じ。『ダビスタ』と違って、本物の馬はここからデビューするまで、リアルな生き物としての時間がかかる。そんな間に、何がどう動いて、変わって、そして決められていくのかなんて、DMMの人たちにとってもそうだけど、馬のプロたちにだって予見なんてできない。

というか、「予見ができない」ことが競馬の最大の魅力なんだから。

と、なんだかいかにもそれっぽいけどじつはそんなに中身のないことがバッチリ言えたところで、いろいろ溜めちゃった仕事にとりかかります。

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宝塚記念とガンバ戦 [日記]

6/25の日曜は、阪神競馬場の宝塚記念と、吹田スタジアムのガンバ対フロンターレ戦をハシゴした。

いやあ、疲れた。。。

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まずはいつものように早朝、石田敏徳名人のクルマで阪神競馬場へと出発。運転は交代しながらだけど、雨の日の運転ってやっぱ疲れるんだよねえ。

それでも、新東名ができて、さらにそれが豊田東まで延びて伊勢湾岸道とつながったここ5年ほどで、ほんとにラクになった。時間短縮やそれに伴う肉体的負担もそうだけど、なによりメンタル的にラクになった。

だって、すごく運転しやすいんだもん。

あとは新名神で現在工事中の、慢性的渋滞の名所である亀山ジャンクションを迂回する新ルートが来年開通すれば、伊勢湾岸道と新名神がストレートに繋がる感じになって、さらにラクになるはず。

じつはもう今からかなり楽しみにしてて、時々NEXCO中日本のHPを見ては工事の進捗状況を確認して、心の中で応援していることはあまり他人には言ってない秘密だ。

だって声に出して応援してたらへんだしね、一人で。

そんなこんなでやっと着いた阪神競馬場は、いやはや、すごい人出だった。

おまけにこの日は湿気がすごくて、とにかく蒸し暑い。

陽射しがなくて曇ってるのに汗が噴き出て頭がぼーっとしてうっすらと生命の危機を感じるくらい蒸し暑い。

北海道から来ていた生産牧場の関係者の知り合いが、あまりの蒸し暑さに外に長くいることができなくて、いつもなら毎レース、スタンド上階からパドックまで降りているんだけど、この日は特別レースまではパドックはスタンドのモニターで確認することにしたとボヤくくらい蒸し暑かった。

で、いつも通りで特別なことはしてないのに、取材が終わるとなんだかやけに疲れてたわけだけど、そこから阪急と大阪モノレールを乗り継いで吹田スタジアムへと向かったのだった。

競馬場から最寄りの仁川駅まで、群衆の中を行くだけでもう汗だくになっていたんだけど、吹田スタジアムがまた、最寄りの万博記念公園駅から歩くこと歩くこと。

来るのは3回目だけど、あの延々と迂回しながら続く長い階段を上りながら、汗はとめどなく出てくるわ、寝不足もあって体は疲れて重いわで、マジで心が折れそうになった。

おまえはどれだけあたしの心を叩いてる! そう叫んで前を歩く人の頭をハンガーで叩かずにすんだのは、ハンガーを持っていなかったのと、前の人がべつにハゲてるわけじゃなかったというのが大きいと思う。

正直、そんな感じでアクセス面での個人的印象は最悪に近い吹田スタジアムだけど、試合の観やすさと臨場感は、やっぱり最高に近いなとあらためて思ったのだった。いいなあ、専スタ。来るたびに思うけど、うらやましい。

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またこの日は、ゲーム自体もすごく締まった、面白い内容のものだった。両チームとも一瞬たりとも気を抜けないってのはこのことで、そんなピッチ上の22人をあんな近くで見ていられるというのは、なんというか、こういうのもまた極上のエンターテインメントってやつの一つの在り方じゃないかな、としみじみ思った。

ごく私的ながら印象に残ったのは、選手が痛んでプレーが長く止まったときに、両チームの選手たちが水を求めてピッチサイドに殺到する様子。阪神競馬場に続き、ここでも蒸し暑さに生命の危機を感じている人を見ることになるとは。

両チームとも、選手たちはそんな苦しい状況の中、前線からのプレスを頑張っていて、そこは本当に感動した。

フロンターレは、前プレ・モードのときは憲剛と阿部ちゃんが2トップになってDFにプレッシャーをかけにいくんだけど、憲剛の頑張りに、阿部ちゃんが今のナイス!良かったです!という感じで手を叩き、笑顔で何やら声をかけていたのを見て、本当に阿部ちゃんがチームをリードする選手の一人になっているのを実感した。

失点はそんな中、一瞬、気を抜いた刹那の出来事だったわけで、いかんよね、あれは。

谷口あたりには、あそこで声を出して全員に次のプレーに集中させてほしいし、悠にはあのエウソンがライン際までボールを追った気迫あふれるプレーの直後だからこそ、それに呼応して相手ボールホルダーにすぐ詰めて簡単にクロスを上げさせない姿を味方に見せてほしかったなと思う。

攻撃陣が1得点に終わったのは、これはもうガンバのDFを誉めるしかないと思う。ゴール前を含め、寄せの速さと距離の厳しさはものすごいハイレベルなものがあった。

あれで点を取るにはセットプレーかショートカウンターしかないんだけどなあ。セットプレーの迫力のなさはずっと課題だけど、風間サッカー以降、レナトがいたときを除き、本質的にポゼッション志向が強いため守→攻の切替時に迫力が出ないのもまた、相対的にフロンターレの弱みではあるような気がする。

とはいえ、崩しての決定機もいくつかあったし、見ごたえは十分すぎるくらいあったゲームってことでいいんじゃないかと思う。

高速バスの時間までそんなに余裕がなかったので、残念ながら堂安やパトリックの退団セレモニーは見ないでスタジアムを出たんだけど、そのおかげでガンバサポの退場が全体的に遅くなって、モノレールも駅で入場規制など食らうことなく乗れたわけで、そのへんも結果オーライだったかな。

大阪から深夜バスに乗って、家に着いたのは朝7時前くらい。いったい何度汗だくになってそれが乾いてまた汗をかいてを繰り返したんだかわからないくらいだったので、風呂に入った後のさっぱり感は至福とも呼べるすごさ。ああ、疲れた。。。

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二日酔いと広島戦と天皇杯と家長 [日記]

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昔、いっしょにバンドをやってた旧い友達がサンフランシスコから一時帰国して、町田で飲んだ。なんだか年イチの恒例行事みたいになっちゃってるけど。

若い頃から、いくら飲んでも吐いたり眠くなったりすることはあっても、記憶をなくすことはないってのが自慢というか、つっぱることが男のたった一つの勲章だったんだけど、3軒目あたりからもう細かいことが思い出せない。どうやら終電に間に合ったようで、でも電車を降りて帰ってきた記憶も曖昧で、次に覚えてるのは風呂上がりでソファに座ってるところ。いつ風呂に入ったんだろ。奥さんに言わせると、会話はしてたけどちっとも噛み合ってなかったらしい。

ちなみに写真はその友達じゃなくて、バンドではギターの他ペダルスティールなんかも弾きこなしてたギタリストのぜんろう。今はなぜか岩登りやってて、八ヶ岳のどっかから、オレらが町田で飲むということで山を降りて待ち合わせのアイリッシュパブにそのまま直行してきた。荷物でけえよ。

今回は珍しい日本酒を死ぬほど飲むのが面白くてあんまりちゃんと話をしなかったけど、まあそれはそれで。積もる話はまた次に会った時に。という感じをだらだらと毎回重ねてるという感じではあるけど。

で、その次の日は広島戦。ナイトゲームじゃなかったら間違いなく二日酔いで行けないところだったが、なんとか参戦。ほっ。

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阿部ちゃんのゴールを守りきってウノゼロで勝ったわけだけど、サイドの裏に通されて危ないシーンもあったし、皆川のヘッドがバーに当たったやつも含め、クロスに競り負けてるシーンはいつも通りいくつかあった。これで追いつかれて引き分けてたらけっこうショックなわけで、そのへんは紙一重だと思う。

とはいえ、収穫もたくさんあった。中に入っていく攻撃ばっかりだった前半からうってかわって、後半頭からは悠が真ん中右寄り、阿部ちゃんが左へ。車屋が激変っていうくらい高い位置を取って一気に攻め立てた、あの修正力はたいしたもんだと思う。

っていうか、悠の左は本人の「それはそれでやれてる感」に反して、見る側からするとまだ機能したと感じたことがない。このへんは、中央にいる時のポストプレーに関する感じと似てる。実はそれほど器用じゃないこと。なのに真面目なので「役割」や「タスク」をこなすことをがんばっちゃうこと。でも自分の良さを活かすことの大事さもわかってはいるというところ。そういうのがごちゃまぜになって、フィットするのに時間がかかるタイプなのは間違いないと思う。

話を戻すと、後半頭からの攻勢、その時間帯に1点取れたということ、これが大きな収穫なんだと思う。ここで取らないでいつ取るんだよ、というところで集中力を発揮することは、その逆に取れそうもない時でもセットプレー一発でビシっと点を取っちゃうのもやっぱり集中力という点では同じで、一人の人間が集中することとチームとして集団が集中することはまた別だと思うわけで、そういう力がついてきた証かな、と思ったわけだ。

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で、昨日は天皇杯2回戦、栃木ウーヴァ戦だった。写真は、風が強くて、カブちゃんがその強風を広い面いっぱいに受けて進めなくなってるので、ふろん太が押してるところ。

アマチュアを相手に11人全員ターンオーバーで2-0の完封をどう評するのかはまあ人によるんだろうけど、個人的に印象に残ったのは、やっぱりフロンターレのサッカーはボランチが命、ボランチ次第なんだなということだった。

前半の森谷&狩野のダブルボランチは、残念ながら攻守とも、チームの中心に据えられるものじゃなかった。攻撃では推進力と展開力に欠け、小さな局面しか打開できない。守備では、特にセカンドボールへの反応や攻→守の切り替え時に、いるべきポジションでフィルターになれない。どのポジションよりも、というかどのチームのボランチよりも「正確な運動量」みたいなものが求められるフロンターレのボランチとしては、残念なクオリティだったと思う。

じつは前半が終わって、これ下手したら狩野はここで交代かなと話していたら案の定、車屋がハーフタイム早々に呼ばれて、じゃあ4バックにするんだなということはすぐにわかった。で、後半が始まってすぐ、たぶん森谷にはタテへの意識と早い展開を求めていることが強く言われたんだろうな、ということがわかるようなプレーぶりになっていて、やっぱり鬼木監督の修正力とネジの巻き方ってなかなかじゃん、と思ったのだった。

大塚のボランチ起用は、すごくうまくいったと思う。ポジション取りの修正を怠らず、受け方が上手くて、前を向く力もある。普段のポジションではあまり求められないのでどうなのかわからなかった視野の広さと長いキックの精度も、ちゃんとあった。

もちろん危ないのは守備面。球際の競り合いに弱すぎて、低い位置で競り負けると一気に入れ替わられて大ピンチになっちゃう。さすがにJ1相手では採用しづらいだろうけど、でも、ダブルボランチの相棒が今回は森谷で、ここが守備範囲の強いネットや板倉で、1アンカー気味の意識で守ってもらえば、アリかもしれない。そんなふうにも思わせた。

家長が、上手さや強さのある、特長のはっきりした選手なのに、なぜかどこへ行ってもなかなかフィットしないのはどうしてなんだろうというのは、冗談抜きで日本中のJリーグファンへの「問題」なんじゃないだろうか。

たぶん家長は、練習を見ていてもそうだけど、周囲への要求をまったくしないタイプなんだと思う。それは口でコミュニケーションを取らないタイプとかいう表面的な意味じゃなく、1つ1つのプレーに、家長自身や周囲の選手を活かしてゴールに迫るような、強力なヴィジョンの存在を感じさせないということだ。もしかしたら持っているのかもしれないけど、それを感じさせてくれない。感じてもらう努力も特にしない。というかしようという発想がない。そこに問題があるんじゃないだろうか。

こういうのってたぶん、小さい頃からすごく上手くて特長がある選手なので、これまでずっと、周囲が勝手に自分を「使おう」としてくれてたからそうなった、という面が大きそうな気がする。本当は、そんなに優れた選手なんだから「使う」側になるべきだし、大抵の秀でた選手はみんなそうなるのに、性格的なものがそっちの方向で成長することを押しとどめてきた。そういうことなんじゃないだろうか。そういう「お山の大将」とは正反対の、「公平なコミュニケーション」の正しさみたいなものにこだわる性格は、後援会の会報誌「Delfino」に載ってた家長の特集記事を読んでも伝わってきたし。

まあ、だからどうすべきだ、というのは、僕にはわかんないんだけど。少なくとも、昨日のゲームでは田坂じゃなく家長がキャプテンマークを巻いて長谷川やハイネル、三好を操り、森谷と狩野にもどんどん要求してビルドアップを修正していく、ということを、本当なら期待したいところではあるんだけど。でもきっとそれは違うんだろうな。

ちなみに大宮に済州のマルセロが移籍するらしいけど、これはマジで良い補強なんじゃないか。「家長」ロスで機能しなくなっていたチームに必要なピースな気がする。怖いね。

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あのダービーとこのダービー [日記]

今頃ダービーの話かよ!

なんて言わないで。誰よりも自分が突っ込みたいんだから。。。

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競馬の世界でダービーは大きな区切りのイベントではあるんだけど、でも1年の区切り、仕事の区切りとシンクロしてほんとの意味での「区切り」感に満ちた有馬記念と違って、その周囲でバタバタしてる人たちにとっては、じつは特に区切られないうちに日々が過ぎていっちゃう。

簡単にいえば、すぐ翌週は安田記念だし、雑誌屋さん的にはそのあとの宝塚記念のことも考えなきゃいけないしという感じで、ぜんぜん頭も体も区切られないわけだ。

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レイデオロ本命は皐月賞が終わってちょっとした頃にもう決めてあったので、あとは当日、期待していた通りのデキなのかを確認するだけだった。周囲の人たちからは、パドックから少しエキサイト気味じゃないかという意見も聞こえてきたりして、確かに皐月賞では首を下げてぐいぐい歩いていたのに、この日は頭を上げて落ち着きなくチャカチャカしてたりはしたけど、でも個人的には、藤沢厩舎の特に若駒はそんな感じの子供っぽさは特にマイナスにはならないと思っていて。むしろ走る気満々にメンタルが仕上がってるな、と捉えたのだった。

好き嫌いでいえば、個人的にはキングカメハメハ産駒全般がそうなんだけど、動きもカタチも器の大きさがどうもよくわからなかったりして、まあだからこそ冷静に予想できたのかな。ともかく、ダービーと有馬記念は、馬券が当たると特に気分がよくなる。やっぱ、区切りなんだね、そういう意味じゃ。

で、翌週は安田記念だったんだけど、でもじつはこの日も「ダービー」でもあったのだ。フロンターレと横浜Fマリノスの「神奈川ダービー」なんだけど。

ところが、17時キックオフじゃハシゴできない。できるけどたぶん後半開始にも間に合わない。アウェイのチケット取って後半途中からしか見られないってのもなんなんで、最初から諦めていたのだった。19時、せめて18時キックオフなら行ったのに。

ゲームは家に帰ってきてから見たけど、なんというか、風間サッカー時代によくある負け方のパターンの一つだと思った。少し懐かしくなったくらい。レフェリングもいろいろ言われてるみたいだけど、日本の主審に比べて故意でかつ後ろから手を使うようなファールにわりとすぐカードを出しちゃうという以外は、そんなにトンチンカンな感じはなかったかな。

家長のデキも、シュートが枠に行かないのも含めて得点に直結しそうな怖さがほとんどなかったことを除けば、基本的にはポジショニングも良くてボールをよく触ってたし、キープ力もあったしで、だいたい期待通りのパフォーマンスなんじゃないかなと思った。

問題があったのは、部分的なところでいえば、サイドじゃないかな。「高い位置を取る」ことが相手のサイド攻撃を封じるポイントになる、というようなことを戦前は言ってたけど、「位置」じゃなく「スピード」の部分で違いを作られて、要するに負けていた。

で、守備面で思っていたより後手に回らされたという以上に、攻撃面で特にサイドにスピード感がなくて、結果的にお互い守り合ってシュートまでいかないまま行ったり来たりしてるだけという、相手の望むペースになっちゃったように見えた。

攻撃のスピードが上がらなかった要因の一つは、やっぱり大島の不在というか、憲剛とネットのダブルボランチの相性の悪さなのかな、という気も強くした。憲剛がトップ下で出ていた試合は、大島とネットがいるところに、さらに自分も下りていくことであえて後ろを重くして、それ自体がここはスピードを上げた攻撃をせずにじっくり回してゲームを進めようぜ、というチーム全体へのメッセージになっていたと思うんだけど、最初からボランチにいると、どうもチームがずーっとじっくり攻めようとしちゃう気がする。

この試合は、ACLの疲労もあるし、相手もブロック作って守りに来てるから、そうやってじっくり押し込んで攻めようぜという意図だったのなら、それはそれでいい。でももしそうなら、それって「負けない」試合をする、最悪ドローも上等と腹をくくることでもあるということは、思い出さなきゃいけない。

先制されたシーンは、マルティノスがこちらの右サイドの奥のスペースへいったんスプリントして、幸いそこにはすぐにボールが出なくて助かったんだけど、そこから少し時間があったのに、フロンターレはちゃんとブロックを作らず、どフリーになったままのマルティノスに長いサイドチェンジのパスが通っちゃってやられてる。こちらがポジションチェンジした直後とかそういう理由があったのかどうかはちょっとわからないけど、SBの田坂はまるで3バックの時みたいに中に絞りすぎてるし、そのせいでぽっかり空いたままの右サイドには、小林悠も長谷川も誰も戻ってきていない。つまりサボってる。好むと好まざるとに関わらず、お互いが守り合うゲームになってる中で、守りをちゃんとやらなかった方がそこを使われて先制されるという、まあ当たり前のやられ方だったと思う。

攻撃面でいえば、スピードを上げられないなら、あとはできることはいくつかしかない。低いベタ引きの、特に真ん中を固めたブロックに手を焼くというのは本当に風間サッカー時代によく見た光景で、あれをなんとかするには、一つはひたすら我慢して左右に振り続け、一瞬、穴が開いたところを突く。もう一つは、やっぱり左右に振ったり、あとはサイドを抉ってGKとDFの間に速いボールを送るか、抉ったことで思い切りラインを下げさせておいて、マイナスのボールからミドルを撃つ。そして、やっぱり抉って、とにかくCKを取りまくる。それしかないと思うんだけど、特に田坂あたりがアーリークロスを放り込みまくったりして、それはちょっと違うよな、と思うしかなかった。

要するに、強いとか弱いとかじゃなく、ゲームの進め方で間違ったことばかりしていたという印象で、つまり監督が替わってそういう部分を変えたはずなのに、ここではまるで変化というか進化していなかった。昔のフロンターレの攻略法をそのまま許してしまったということで、監督の責任も大きいんじゃないか、とも思ったのだった。

しかし個人的には、これでムアントン戦に続いて、2試合続けて現地観戦できなかった。次はホームの広島戦か。行けますよーに。

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鹿島戦とオークス [日記]

まずは告知から。



『優駿』6月号、いつもより5日ほど早く、もう発売になってます。

目玉は当然ながら、ダービーの大特集。福永祐一騎手の話を中心にカデナと、あとサトノアーサーについて川田将雅騎手に聞いて書いてます。馬券的にも面白そうな今年のダービー。こういう混戦の時こそ、当日の馬の様子から感じ取れるような調整の成否、成長の具合、気持ちの充実なんかが勝負を分けるもの。みなさん、現地で、テレビで、そのあたりからじっくり見ると、ダービーを目一杯楽しめると思います。

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ちなみに昨日はオークス。最も才能のある馬が、その才能を発揮して勝てたレースという印象を誰もが抱いた結果に。まあそういうレースはよくあるといえばあるけど、今回は、その「才能」がまだ日本のファンどころか世界の競馬界にとっても馴染みのない、それでいて最大限の注目を集めるような血統による成果物だっただけに、「やっぱりそうだったか!」的な安堵感にも似た驚きを伴って迎えられたというのが新鮮だった。間違いなく、強さや馬券的な興味だけでなく、目の前で見て、その造形的な美しさ、機能的な動きのダイナミックさを堪能すべき1頭による勝利だったと思う。

んで、その前々日、5/19(金)は、カシマサッカースタジアムでアウェイのゲームを見に行ってた。平日の鹿島って厳しい条件なのに、予想以上に川崎からもサポが来てて、マジで驚いちゃった。ちょっと周囲で聞いただけでも、みんな仕事休んだり、半休とったり、適当にごにょごにょごにょという感じで抜け出してきたり、すごかった。

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まあ逆にいえば、そのくらい楽しみなゲームだったということでもあるわけで。好調というか、ようやくいろんなことが噛み合ってきたフロンターレが、難敵の鹿島相手にどこまでやれるか。というか、鹿島が怪我人や疲労でチーム力が落ちているのが明らかな中、難敵を気持ちよく撃破できそうなチャンスなんだから、見に行かない手はないだろ、という感じかな。

このあたり、プロ野球のように興行数が多くなくて、特定の相手とはホームとアウェーで年間1試合ずつしかない、その年のメンバーでの戦いという意味ではまさにすべてのゲームが一期一会的なものになってくるJリーグの楽しみ方の典型例ということもいえるとは思うけど。

3-0で勝ったゲームの、フロンターレのプレーの素晴らしさに関しては、まああちこちで語られてるから特にここでどうこう言わなくてもいいのかな。

じつは試合の2日前に麻生に練習を見に行ってたんだけど、そこで感じたのは、阿部ちゃんがとにかく周囲の選手にこまめに要求を出したりプレー後の確認をしたり、完全にチームのサッカーの中心になっていたところ。特にプレスの練習の際なんかはすごかった。これにはほんとに頼もしさを覚えた。

あとは、鬼木監督が練習のフォーメーションを指示したりする時に、他の選手は「ケンゴ」とか「ユウ」とか「ナラ」とかみんな呼び捨てなのに、阿部ちゃんだけ「阿部ちゃん」だったので笑っちゃった。

で、この鹿島戦の後、公式HPに出てる監督のコメントを見てた奥さんが「鬼木、ここでも阿部ちゃんって言ってるよ」と発見。見てみたら、ほんとにそうだった。

── 阿部選手が得点を決めて、川崎のサッカーの一員になっていると思いますけど、阿部選手に関しての評価と、大島選手のケガの具合は如何でしょうか?

という問いに対して「アベちゃん(阿部浩之)に関してはどこのポジションでも出来ると言いますか(以下略)」という感じ。公式な会見で監督が選手について「ちゃん」付けで語るのって、意外とないんじゃないかな。そう思いながら読んでると、なんかじわじわ来たりして(笑)。

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あと印象に残ったのは、やっぱり鹿島の強さだった。

3-0で勝っておいてそういう言い方はヘンかもしれないけど、サッカーって、得点のところは結局チームの強さとはまた微妙に別の「個」だったりして、鹿島目線で見ると、3失点は怪我人によるCBの駒不足と、ボランチのレオシルバまでいないせいで、これもただでさえどこか痛みを我慢しながらやってるっぽい昌子にものすごい負担がかかっている部分が破綻した、ということなんだと思う。

じつはシーズン開始当初、レオシルバが鹿島に移籍したばかりの鹿島の試合を見ていて思ったのは、これってレオシルバがスーパーな選手すぎて、みんなが守備を少しずつ頼りすぎたり、あとは奪ったボールをとりあえずレオシルバに預けちゃう癖がつきすぎたりして、いざいなくなった時に戸惑うんじゃないかな、ということだった。

無得点で終わったのも、遠藤が怪我で、金崎や土居も先発で出られないくらいのコンディションで、まずは鈴木優磨に点を取ってもらう形で進めないと話が始まらないサッカーになって、そして鈴木優磨には、まだそこまでの、強敵相手に先発で出てゲームの流れを作りながら強引に点を取っちゃうというところまでの力はない、ということなんだと思う。あそこがコンディション万全の金崎で、後半途中から鈴木優磨が、例えば金森に代わって出てくるような流れだったら、無得点ってことはなかったんじゃないかな、と思う。

それにしても、鹿島の選手たちの、あの球際の強さっていったい何なんだろうと思う。対峙する相手との距離、足の出し方、手で掴むプレーの少なさ、体の入れ方。一貫した指導の力を感じずにはいられない。例えばフロンターレも、今年は特に球際の強さを選手に求めているけど、そこに関する具体的、技術的な指導をどのくらいしていくべきかは、もっと突き詰めていいと思う。じゃないと、結局は単なる精神論で終わっちゃうだけだしね。

話は戻るけど、競馬はいよいよ、というかもうダービーがやってくる。昨日、居酒屋で石田名人にそれとなく確認したら、なんと現段階での本命は同じだった。

いや、よく考えたらちっとも「それとなく」じゃなくズケズケと聞いたら一瞬、どうしようかなという顔をしてから教えてくれただけなんだけどね。ちなみにどの馬だったかはナイショです。

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